内法計算・壁心計算
- ふりがな: うちのりけいさん・かべしんけいさん
- 建物の床面積を測る時には、壁の内側を測る「内法(うちのり)計算」と、壁の中心線を基準として測る「壁芯計算」がある。内法とは、対象物の内側を測った距離のことで、マンションを登記する時にはこの計算を使う。建築確認は壁芯計算を用いるため、物件広告と登記簿の専有面積は一致しなくて、登記簿の方が小さい。気をつけなければいけないのが、融資を受ける場合や税金の軽減措置を受ける場合。公的融資を受ける時には壁芯計算で判断されるが、税金の軽減措置の多くは内法計算で判断される。わずかな違いで、減税の対象から外れることもあるので、登記簿の数値に注意しておく。一戸建て住宅の場合は、建築確認、登記とともに、壁芯計算で算出する。
「内法計算・壁心計算(うちのりけいさん・かべしんけいさん)」とは?|不動産に関する基礎的な用語から専門用語まで紹介します。