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11月マンション市場動向・近畿圏、2カ月連続増の1610戸発売
2020年12月18日
近畿圏(2府4県)の11月のマンション市場動向は前年同月比7.9%増の1610戸となり、2カ月連続で前年実績を上回った。
供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が27.6%減の360戸、大阪府下が102.3%増の619戸、神戸市部が83.1%減の57戸、兵庫県下が2.1%減の190戸、京都市部が1136.8%増の235戸、京都府下が26戸、奈良県が1566.7%増の50戸、滋賀県が47.4%減の71戸、和歌山県が2戸。大阪府下では初回売り出し物件が、京都市部ではコンパクトタイプが多数発売された。
初月契約率は、前年同月比9.2ポイントアップの69.3%と、3カ月連続で好調ラインの70%を下回った。コンパクト物件の発売がなかった大阪市部では前月に引き続き4割台と不調であった。
平均価格は前年同月比26.0%上昇の4449万円。m2単価は10.8%上昇の69.6万円。平均価格は9カ月連続のアップ、単価は2カ月連続のアップ。
11月末時点の販売在庫は3229戸で、前月末比161戸の増加、前年同月末比では1055戸の増加となった。
12月の供給は1800戸程度となる見通し。
(提供:日刊不動産経済通信)
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