2022年行政区別マンション化率トップは千代田区の81.02%、前年から1.10ポイント拡大
東京カンテイ調査再び80%台まで持ち直した千代田区、3年ぶりにトップへ返り咲き
マンション化率の伸びが最も大きかったのは名古屋市中区の2.69ポイント
主要行政区別マンション化率ランキングの第1位は東京都千代田区の81.02%で、再び80%の大台を回復し3年ぶりにトップへ返り咲いた。
また、2021年にトップだった中央区は新型コロナの感染拡大により「HARUMIFLAG」の竣工時期が変更された影響もあり、今回は大きく縮小した。
なお、今回は前年にランク外だった豊島区(31位→29位)と大阪市浪速区(32位→30位)がそれぞれトップ30入りしている。
最も伸びが大きかったのは第7位の名古屋市中区(2.69ポイント)で、神戸市兵庫区(+1.72ポイント)や港区(+1.38ポイント)が1ポイントほど下回る形で続いている。一方、最も縮小したのは第2位の中央区(-2.27ポイント)であった。
前述の通り、要因はあくまでイレギュラーなものであり、当該物件が2023年に竣工することから、早ければ来年以降にはマンション化率が2020年当時の水準まで持ち直すとみられる。
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提供:東京カンテイ