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不動産価格の話題

2014/01/10Vol.279不動産価格

野村不動産アーバンネット実勢調査による2014.1.1時点の首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」の動向

当社が3ヶ月ごとに実施している「住宅地価格調査」・「中古マンション価格調査」からその概要を報告いたします。
本報告は、「野村の仲介+」各店舗の営業エリアにおいて、調査地点・対象マンションを選択し通常取引を想定して実勢価格を査定したものの要約です。調査地点は限定されたエリアから抽出したものですので、本報告書の数値は都県全体の変動率を表すものではありません。

四半期ベース、住宅地価格・中古マンション価格ともに首都圏エリアの変動率はプラスに

10-12月期の「住宅地価格」は、首都圏エリア平均では0.7%(前回0.0%)

四半期比較で「値上がり」を示した地点が28.6%(前回14.3%)、「横ばい」が66.4%(前回77.9%)、
「値下がり」が5.0%(前回7.9%)となり、値上がり地点が増加し、値下がり地点と横ばい地点が減少しています。エリア別の平均変動率では千葉を除いてプラスとなりました。

10-12月期の「中古マンション価格」は、首都圏エリア平均で0.2%(前回0.1%)

四半期比較で「値上がり」を示した地点が25.4%(前回16.4%)、「横ばい」が61.0%(前回72.4%)、
「値下がり」が13.6%(前回11.2%)となり、値上がり地点と値下がり地点が増加し、横ばい地点が減少しています。エリア別の平均変動率では埼玉、千葉を除いてプラスとなりました。

年間ベースでも首都圏エリア平均変動率がプラスに転じ、値上がり地点が増加。

年間ベースの住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均で1.4%(前回△0.0%)

年間比較では、「値上がり」を示した地点が50.7%(前回42.1%)、「横ばい」が37.1%(前回35.0%)、
「値下がり」が12.1%(前回22.9%)となり、値上がり地点と横ばい地点が増加し、値下がり地点が減少しました。エリア別の平均変動率では千葉を除いてプラスとなりました。

年間ベースの中古マンション価格変動率は、首都圏エリア平均で0.6%(前回△0.4%)

年間比較では、「値上がり」を示した地点が40.4%(前回34.1%)、「横ばい」が36.2%(前回31.8%)、
「値下がり」が23.5%(前回34.1%)となり、値下がり地点が減少し、値上がり地点と横ばい地点が増加しました。エリア別の平均変動率では東京都区部、東京都下、神奈川がプラスとなりました。

企画・編集:野村不動産ソリューションズ株式会社 流通事業本部 営業企画部 企画課

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