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不動産価格の話題

2014/04/10Vol.281不動産価格

野村不動産アーバンネット実勢調査による2014.4.1時点の首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」の動向

当社が3ヶ月ごとに実施している「住宅地価格調査」・「中古マンション価格調査」からその概要を報告いたします。
本報告は、「野村の仲介+」各店舗の営業エリアにおいて、調査地点・対象マンションを選択し通常取引を想定して実勢価格を査定したものの要約です。調査地点は限定されたエリアから抽出したものですので、本報告書の数値は都県全体の変動率を表すものではありません。

四半期ベースの住宅地価格・中古マンション価格ともに、エリア平均の変動率は4四半期連続でプラス

1-3月期の「住宅地価格」は、首都圏エリア平均では0.1%(前回0.7%)の変動率

四半期比較で「値上がり」を示した地点が13.6%(前回28.6%)、「横ばい」が81.4%(前回66.4%)、
「値下がり」が5.0%(前回5.0%)となり、横ばい地点が増加し、値上がり地点が減少しています。エリア別の平均変動率では千葉を除いてプラスとなりました。

1-3月期の「中古マンション価格」は、首都圏エリア平均で0.4%(前回0.2%)の変動率

四半期比較で「値上がり」を示した地点が21.5%(前回25.4%)、「横ばい」が74.3%(前回61.0%)、
「値下がり」が4.2%(前回13.6%)となり、横ばい地点が増加し、値上がり地点と値下がり地点が減少しています。エリア別の平均変動率では埼玉、千葉を除いてプラスとなりました。

年間ベースの住宅地価格・中古マンション価格ともに、エリア平均の変動率はプラスを維持

年間ベースの住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均で1.6%(前回1.4%)

年間比較では、「値上がり」を示した地点が50.0%(前回50.7%)、「横ばい」が36.4%(前回37.1%)、
「値下がり」が13.6%(前回12.1%)となり、値上がり地点と横ばい地点が微減し、値下がり地点が増加しました。エリア別の平均変動率では千葉を除いてプラスとなりました。

年間ベースの中古マンション価格変動率は、首都圏エリア平均で1.1%(前回0.6%)

年間比較では、「値上がり」を示した地点が48.1%(前回40.4%)、「横ばい」が30.4%(前回36.2%)、
「値下がり」が21.5%(前回23.5%)となり、横ばい地点と値下がり地点が減少し、値上がり地点が増加しました。エリア別の平均変動率では東京都区部、東京都下、神奈川がプラスとなりました。

■当社調査による住宅地価格と中古マンション価格変動率(首都圏エリア平均の単純平均値・3ヶ月毎)■住宅地価格変動率の地域平均推移■中古マンション価格変動率の地域平均推移

詳しい調査結果については、ノムコムの「地価・中古マンション価格」より、ご覧いただけます。
ノムコム「地価・中古マンション価格」

企画・編集:野村不動産ソリューションズ株式会社 流通事業本部 営業企画部 企画課

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