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中古マンション最新トレンド

これだけある!中古マンションがおトクな理由

2012年1月27日

中古マンションは新築に比べて、価格の安さや選択肢の豊富さの面で優れています。実際にはどのくらい有利なのでしょうか。中古への注目度が高まっている理由とあわせて考えてみましょう。

中古マンションは、立地条件の選択肢が広い

中古マンションのもう一つのメリットは、選択肢の広さです。新築と比べた場合、どのくらい有利かを考えてみましょう。

まず、売り出されている物件数がまったく違います。首都圏では新築マンションの供給数は現在4~5万戸の水準です。中古マンションは、売り出し物件として東日本レインズに新規登録される物件だけで月に1万4,000戸前後。年間にすると15万戸です。在庫を含めると20万戸程度になります。新築の4~5倍です。

マンションの多い街中の鳥瞰写真

首都圏だけで中古マンションのストックは300万戸もある

同じ戸数だとしても、新築より中古のほうが選択肢は多くなります。たとえば、ある地域で、新築と中古がそれぞれ100戸ずつ売り出されているとしましょう。戸数で比べれば新築も中古も同じですが、新築は1棟で数十から数百戸の住戸が同時に販売されます。100戸といっても、棟数でいえばせいぜい1~2棟でしょう。つまり、立地のバリエーションは1~2箇所しかありません。

これに対して中古の場合は、1棟のマンションから同時に売り出される戸数が格段に少なくなります。大型の高層マンションでは一度に10戸以上出ることもありますが、1戸から数戸程度までが一般的でしょう。つまり、その地域で100戸の中古マンションが出ている場合、数十棟の物件が出ていることになります。立地のバリエーションもその分だけありますから、新築に比べて選択肢が大幅に広いのです。

首都圏の近郊エリアまでなら、ほぼ全ての沿線、駅で中古マンションのストックはあるでしょう。そのため「この駅から徒歩5分以内の物件」とか「この学区内で」といった地域限定で探すこともできます。新築の場合は、そこまでエリアを限定すると見つかる可能性が非常に低くなるでしょう。

中古マンションは、希望条件に近い物件を見つけやすい

プラン面でも、新築より中古のほうが選択肢は豊富です。新築の場合、全体プランや標準の設備仕様は同じ1棟の中にある住戸からの選択になります。広さや階数は価格に反映しますから、予算が限られている以上は、同じ広さ・階数での間取りの比較になるでしょう。1つの物件では、間取りバリエーションも限られます。

一方、中古なら「70平米以上の3LDKで、3階以上の南向き、カウンターキッチン」といった条件設定で、複数の物件を検討することも可能です。こだわりの条件が多い人ほど「中古向き」ともいわれます。築年など他の条件で多少の妥協は必要かもしれませんが、優先的な希望を叶える物件が見つけられる可能性は中古のほうが高いのです。

特に最近の新築は、都心部では30~50平米台までのコンパクトマンションが増えています。というのも、景気が悪い時期は価格が低いほうが売れやすくなるからです。価格が下がっているといっても、建築費は高止まりしているため販売単価は下げられません。そこで総額を抑えるために面積を圧縮する傾向が表れているのです。したがって、60~80平米の広めのファミリータイプのマンションを選ぶなら、現在は中古マンションのほうが選びやすいでしょう。

マンションの広い室内のイメージ写真

都心で広い物件を探すなら中古がベスト

設備や内装デザインの新しさ、充実度では新築のほうが圧倒的に有利でしたが、中古でもリフォームやリノベーションによって不利な点を克服できることが知られるようになってきました。リノベーションに関する最近の動向は「リノベーションマンションの最新トレンド」でも紹介しています。あわせてチェックしてみてください。

また、未完成販売の新築では、モデルルームやパンフレットでしかプランの確認はできませんが、中古なら現物を見て判断できます。このようなさまざまなメリットを背景に、今後は、中古を積極的に選ぶ人がますます増えるのではないでしょうか。

編集協力:AllAbout

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