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中古マンション最新トレンド
なぜ、タワーマンションが選ばれるのか?
2013年2月22日
震災後も、タワーマンションへの信頼感は変わらない
中古マンションの物件検索サイトでは、以前からタワーマンションの反響が高いといわれています。「ノムコム中古マンション人気ランキング(2011年度)」でも上位20件のうち、12物件がタワーマンションでした。「眺望がいい」「資産価値が落ちにくくてステータス性を感じられる」といったイメージが浸透しているからでしょう。
こうしたニーズの高さを反映して、タワーマンションの新規供給もまだまだ増えそうです。不動産経済研究所の「超高層マンション市場動向」によると、2012年以降に完成する予定の超高層マンション(地上20階建て以上)は全国で10万戸を超えます。そのうち7割が首都圏の供給です。タワーマンションの中古ストックも増加しており、ますます選択肢が豊富になるでしょう。
ただ「本当のところ、タワーマンションの住み心地はどうなの?」「地震で揺れると怖くないの?」といった疑問や不安の声も聞きます。みなさんも実際に住んでいる人はどう思っているのかを知りたいかもしれませんね。それに対する良いデータがあります。野村不動産アーバンネットが首都圏のタワーマンションの居住者500人を対象に2012年12月に行った、アンケート調査です。
まず、2011年の東日本大震災で超高層ビルが大きく揺れた映像を見た時の印象から、居住者も「タワーマンションに対する意識」が変わったのではないか、という疑問があります。居住者の反応はどうでしょうか。
図1の通り、震災を経験した後も「特に変化がない」という回答が半数以上を占めます。「震災直後は不安に感じていたが、今は震災前の状態と変わらない」を含めると、全体の8割以上が不安はないという回答です。継続して住んでいる人のリアルな反応ですから、説得力がありますね。多少揺れても構造的に問題がないこと、大きな被害が出ないことを体験したことが、タワーマンションへの信頼感をより高めているといえるでしょう。
防犯性、開放感、快適性・・・
住んだからこそわかる、タワーマンションの住み心地の高さ
タワーマンションの住み心地に対する評価も上々です。同アンケートで「タワーマンションに住んで良かったと思う」という質問に対する「よかった」の回答は91.8%に達しています。それだけ満足度が高いということでしょう。
では、どんな点にメリットを感じているのでしょうか? 図2を見てください。「眺望」が第1位にくるのは予想通りですが、第2位に「防犯面で安心」が入ったのは意外でした。タワーマンションは比較的利便性の高い立地にあることが多いので、「駅に近い」が2番目に来ると思いましたが、セキュリティへの評価が上回っています。
駅の近くは利便性が高い半面、商業施設が集まり人通りも多いことから、タワーマンションでは、より防犯対策を強化した設計になっていることが少なくありません。二重三重のオートロックや分譲時点で最新のセキュリティ・システムが導入されています。こうした手厚い防犯体制が安心感につながっているのでしょう。
また「窓やカーテンを開けっ放しにできる」や「虫が少ない」という回答も入っています。このような開放感や快適性の高さは、タワーマンション、特に高層階オーナーならではのもの。居住者だからこそ実感できることでしょう。
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