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中古マンション・将来有望なエリア&狙い目エリアは?

2014年4月11日

将来性の期待できるエリア、資産価値の落ちにくいエリアのマンションを選びたいと思う方は多いのではないでしょうか。そこで、今回は鉄道新線・新駅や再開発が計画中または進行中の注目エリアを紹介します。

研究開発型企業が増加し、マンション取引が活発化する「新川崎」

新川崎駅西口方面の写真

新川崎駅の西側、操車場跡地に新しい商業施設やマンションが続々

東京都心からやや離れたところにも、意外な狙い目エリアはあります。たとえば「新川崎」です。JR横須賀線で「東京」駅へ20分程度という利便性の高さはありますが、最近はそれほど注目されていませんでした。25年以上前に大規模マンションとオフィスビルが開発され、その後は動きが鈍っていたのです。

しかし、1999年に川崎市が「新川崎・創造のもり計画」を策定し、新鶴見操車場の跡地利用をスタートしました。慶應義塾大学の先導的研究施設「K2タウンキャンパス」が2000年に開設されてから、ベンチャー企業の誘致や産学官の研究開発プロジェクトなどが継続し、パイオニアの本社移転など大手メーカーの事業所も進出しています。2000年半ば頃からは、周辺で大規模マンションの分譲も増えてきました。

新川崎駅東口方面の写真

新川崎の東側、鹿島田駅との間にはオフィスやタワーマンションが立ち並び、新たな大規模再開発も進む

さらに、新川崎駅とJR南武線の鹿島田駅をペデストリアン・デッキ(歩道橋)で結び、タワーマンションや複合商業ビルを作る再開発も始まりました。中古マンションのストックも増え、取引も活発になっています。川崎市内では「武蔵小杉」に多くの目が向いていましたが、今後は「新川崎」もクローズアップされてくるのではないでしょうか。

横浜市でも人気沿線につながる新線・新駅が

横浜方面でも複数の新線開発計画があります。なかでも注目されるのは、横浜市営地下鉄「ブルーライン」が、東急田園都市線の「あざみ野」駅から小田急線の「新百合ケ丘」駅へ延伸される計画です。今のところ、2014年度の横浜市予算案に調査費が計上され、ようやく事業化に向けてスタートした段階です。開業時期は未定ですが、東京から神奈川方面に向かう二大人気沿線の「東急田園都市線」と「小田急線」が結ばれることによって、周辺地域のポテンシャルが高まるかもしれません。

図2横浜方面の新線計画マップ

また、さらに将来の話となりますが、2027年開業予定の「リニア中央新幹線」の新駅が神奈川県相模原市の「橋本」駅(JR横浜線・京王線)に設置される計画となっています。すでに駅周辺には、複数のタワーマンションや大型のショッピングセンターなどが進出しています。大規模な建物を建築可能な用地も豊富ですから、まだまだ盛り上がる可能性があります。

以上、いま注目のエリアをランダムにピックアップしてみました。何らかの形で新線・新駅や再開発に関係するエリアが多くなってきています。立地選びの注目ポイントのひとつとして、参考にしてみてください。

編集協力:AllAbout

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