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6月マンション市場動向・首都圏新築分譲、発売3カ月ぶり増加
2018年07月18日
不動産経済研究所は17日、6月の首都圏マンション市場動向を明らかにした。月中の供給戸数は2659戸で、前年同月の2284戸に比べ16.4%の増加となった。対前年同月比で増加となるのは3カ月ぶり。エリア別にみると、都区部、埼玉県、千葉県が増加しており、中でも千葉県が94.2%増と大きく伸ばしている。
新規供給に対する契約戸数は1756戸で、初月契約率は66.0%。前年同月(67.2%)比では1.2ポイントのダウンで、3カ月連続で好調ラインの70%を下回った。エリア別では都区部が70%台に乗せた一方、埼玉県が37.2%、都下も52.1%と低迷している。
戸当たり平均価格は6244万円、m2単価は92.8万円。戸当たりは前年同月(5642万円)比602万円、10.7%、単価も同(84.0万円)比8.8万円、10.5%上昇している。戸当たり、単価ともに2カ月連続の上昇。
エリア別では、埼玉県が戸当たり、単価ともに下落した一方、都区部と千葉県はいずれも2ケタ上昇している。専有面積は67.25m2で、前年同月比0.1%の拡大。100m2以上の住戸は9物件・64戸で、シェアは2.4%となっている。
即日完売は4物件・153戸(シェア5.8%)、フラット35登録物件戸数は2581戸(同97.1%)。月末時点の在庫は6368戸で、前月末の6377戸に比べ9戸減少している。なお、7月は3500戸前後の供給を見込んでいる。
(提供:日刊不動産経済通信)
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