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2018年8月の首都圏建売、発売戸数1.5%増

2018年09月18日

不動産経済研究所がまとめた8月の「首都圏建売住宅市場動向」(団地型)によると、月中の新規発売戸数は272戸で、前年同月(268戸)比1.5%の増加となった。また月間契約率は30.1%で、前年同月比6.1ポイントのダウンとなった。

発売戸数の地域別内訳は、東京都27戸(前年同月比60.9%減、シェア9.9%)、千葉県75戸(21.0%増、27.6%)、埼玉県135戸(25.0%増、49.6%)、神奈川県35戸(20.7%増、12.9%)、茨城県は供給がなかった。東京都が減少した一方、千葉県、埼玉県、神奈川県は増加している。

戸当たり平均価格は4459.5万円で、前年同月(4449.8万円)比では9.7万円、0.2%上昇している。地域別にみると、東京都7183.3万円(前年同月比1253.1万円、21.1%上昇)、千葉県4280.1万円(638.2万円、17.5%上昇)、埼玉県3901.4万円(315.8万円、8.8%上昇)、神奈川県4895.1万円(978.0万円、16.7%下落)。神奈川県が下落した一方、東京都、千葉県、埼玉県は上昇している。

平均敷地面積は122.99m2で、前年同月(122.54m2)比0.45m2(0.4%)の拡大。平均建物面積は100.52m2で、同(98.78m2)比1.74m2(1.8%)の拡大となった。

即日完売物件は、「ファインコート洗足ザ レジデンス(三井不動産レジデンシャル、7戸)」のみで、即完率は2.6%となっている。

月末時点の販売在庫(発売後6カ月以内)は819戸で、前月末(783戸)比36戸の増加、前年同月末(723戸)比では96戸の増加。

(提供:日刊不動産経済通信)

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