不動産サイト nomu.com > 不動産ニュース > 中古マンション在庫が初の4.8万件台

不動産ニュース Pick-up

中古マンション在庫が初の4.8万件台

2019年02月13日

東日本不動産流通機構は12日、1月の不動産流通市場動向を発表した。中古マンションの在庫件数は前年同月比5.7%増の4万8796件となり、過去最高を更新した。中古マンションの在庫が4万8000件台に突入するのは同機構の調査史上で初めて。前年同月比プラスとなるのは44カ月連続。

首都圏中古マンションの成約件数は、同1.0%増の2667件。成約m2単価は51.46万円(0.3%減)、成約価格3294万円(1.9%減)で、ともに12年12月以来73カ月ぶりに前年同月を下回った。高単価の東京都区部の成約件数減少が影響。

新規登録件数は1万8479件(8.3%増)で、17カ月連続で前年同月を上回った。エリア別成約件数は、東京都区部が1101件(4.4%減)と、2カ月連続で前年同月を下回った。そのほか、東京都多摩274件(9.2%増)、埼玉県304件(1.0%減)、千葉県337件(1.5%増)、神奈川県横浜市・川崎市466件(6.2%増)、神奈川県他185件(15.6%増)など。中古戸建ては成約件数862件(1.9%増)、成約価格2988万円(7.9%減)。

(提供:日刊不動産経済通信)

  • ノムコム会員