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中古マンションのm2当たり平均管理費は188円
2019年05月30日
東日本不動産流通機構は、18年度の「首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金」をまとめた。18年度中に同機構を通して成約した首都圏中古マンションの月額管理費は、m2当たり平均188円で、戸当たりにすると平均1万2,138円だった。修繕積立金はm2当たり161円、戸当たりで1万392円。管理費と修積金の合計はm2当たり349円、戸当たり2万2,529円となった。
成約中古マンションのm2当たり月額管理費と修繕積立金をエリア別にみると、東京都都区部は管理費が230円で修繕積立金が169円、都下はそれぞれ166円・158円。神奈川県は175円・162円、埼玉県は154円・149円、千葉県は146円・151円となっている。
築年数別でみると、築10年以内の中古マンションのm2当たり管理費は216円、修繕積立金は126円で、築30年超だと管理費163円・修繕積立金183円となる。月額管理費は経年化するにつれ、下落傾向となり、修繕積立金は経年化で上昇する傾向が分かった。
また、規模別でみると、50戸未満のm2当たり管理費は224円で修繕積立金は188円、150~199戸までは管理費176円・修繕積立金147円と、規模が大きくなるにつれて下落する傾向だが、200戸以上になると管理費189円・修繕積立金149円と、ともに上昇した。
管理費と修繕積立金の年間の対成約単価比率は、70年代とバブル期の80年代後半~90年代前半に建築された物件で高かった。
(提供:日刊不動産経済通信)
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