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7月の4レインズ、売り成約2.8%増

2019年08月22日

不動産流通推進センターは、全国の4不動産流通機構(東日本、中部圏、近畿圏、西日本)のレインズシステムの7月分の活用状況をまとめた。7月の成約報告件数は前年同月比3.2%減の4万6508件となり、3カ月連続で前年同月を下回った。このうち、売り物件は2.8%増の1万6251件で、2カ月連続の前年同月比プラス。賃貸物件は6.1%減の3万257件で、5カ月連続のマイナスとなった。

売り物件の成約件数のうち、マンションが6357件(前月比7.2%減)、一戸建てが5761件(1.5%増)など。賃貸物件の成約件数は、マンションが2万6248件(3.7%減)、一戸建てが1243件(4.8%減)など。

新規登録件数は前月比2.0%増の38万6298件で、2カ月連続のプラスとなった。このうち、売り物件数は前月比2.8%増の14万1474件で3カ月ぶりの前月比プラス、賃貸物件数は1.5%増の24万4824件で2カ月連続のプラス。売り物件の新規登録件数を地域別にみると、北海道と中部圏、四国を除いた地域が前月比で増加した。

首都圏は5万4082件(前月比1.2%増)、近畿圏は2万3149件(2.9%増)、九州は2万7846件(5.4%増)。売り物件の種類別では、マンションが4万3217件(3.0%増)、一戸建てが4万5509件(2.4%増)など。

7月末時の総登録件数は前年同月比5.7%減の79万8024件で、40カ月連続のマイナスとなった。前月比では0.5%増。このうち、売り物件は前年同月比10.2%増の37万389件、賃貸物件は16.2%減の42万7635件だった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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