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8月マンション市場動向・近畿圏、発売は2.7%減の1341戸
2019年09月18日
近畿圏(2府4県)の8月のマンション市場動向は、新規発売が前年同月比2.7%減の1341戸となり、3カ月ぶりに前年実績を下回った。
供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が19.5%増の792戸、大阪府下が29.9%減の277戸、神戸市部が31.0%減の87戸、兵庫県下が78.9%増の68戸、京都市部が31.7%増の83戸、京都府下が4戸、奈良県が850.0%増の19戸、滋賀県が87.9%減の11戸、和歌山県での発売はなかった。
初月契約率は前年同月比4.3ポイントアップの84.9%で、3カ月連続で好調ラインの70%を上回った。都市型コンパクトの初回売り出しが活発で、供給戸数と契約率を引き上げた。特に大阪市部は90%を超え絶好調であった。
平均価格は14.8%下落の3054万円、m2単価は2.8%下落の65.5万円で、平均価格は2カ月ぶりのダウン、単価は3カ月ぶりのダウン。
8月末時点の販売在庫は1999戸で、前月末比189戸の減少、前年同月末比では206戸の減少となった。販売在庫が2000戸を下回ったのは15年10月以来。
9月の供給は1700戸程度となる見通し。
(提供:日刊不動産経済通信)
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