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9月の4レインズ、売り成約9.8%増

2019年10月24日

不動産流通推進センターは、全国の4不動産流通機構(東日本、中部圏、近畿圏、西日本)のレインズシステムの9月分の活用状況をまとめた。成約報告件数は前年同月比0.2%減の4万7610件となり、5カ月連続で前年同月を下回った。このうち、売り物件は9.8%増の1万7390件で、4カ月連続の前年同月比プラス。賃貸物件は5.2%減の3万220件で、7カ月連続となる前年同月割れ。

売り物件の成約件数のうち、マンションが7106件(前月比38.2%増)、一戸建てが5910件(29.2%増)など。賃貸物件の成約件数は、マンションが2万6421件(18.1%増)、一戸建てが1153件(9.7%増)など。新規登録件数は前月比8.4%増の37万6915件と、前月比で再びプラスに転じた。このうち、売り物件数は11.4%増の14万3906件で、賃貸物件数は6.6%増の23万3009件だった。

売り物件の新規登録件数を地域別にみると、中国を除いた9地域が前月比で増加した。首都圏は5万5932件(前月比16.3%増)、近畿圏は2万4071件(17.3%増)、九州は2万7187件(1.1%増)。売り物件の種類別では、マンションが4万2964件(12.5%増)、一戸建てが4万8050件(12.6%増)など。

9月末時の総登録件数は前年同月比6.8%減の79万1748件となり、42カ月連続で前年同月を下回った。前月比でも0.8%減と、4カ月ぶりにマイナスに転じた。このうち、売り物件は前年同月比9.6%増の37万3844件、賃貸物件は17.8%減の41万7904件だった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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