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中古マンション成約価格が都心で初の8千万円台

2019年11月06日

東京カンテイがまとめた、「三大都市圏・主要都市別の中古マンション70m2価格月別推移」(9月分)によると、首都圏の中古マンション価格は、前月比0.6%上昇の3727万円と、3カ月連続で上昇した。前年同月比では2.5%上昇。都心6区では前月比1.3%上昇の8065万円と、8カ月連続で上昇し、02年の集計開始以来初めて8000万円台となった。

都県別では、東京都が区部の強含みが影響し前月比2.7%上昇の5165万円、神奈川県が横浜市の事例シェアが増加し3.2%上昇の2937万円となった。23区は2.3%上昇の5764万円と3カ月連続で上昇。築古事例が減少し、都心部での事例が増え価格上昇につながった。

近畿圏は前月比で横ばいの2367万円。5月以降の上昇傾向は一服したが、前年同月比では6~7%プラスの水準を維持している。このうち、大阪府は2560万円(前月比0.1%上昇)。中部圏は1988万円(2.1%上昇)で、うち愛知県は2183万円(3.9%上昇)だった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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