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11月マンション市場動向・近畿圏の発売は42.3%減の1492戸
2019年12月18日
近畿圏(2府4県)の11月のマンション市場動向は前年同月比42.3%減の1492戸と大幅に減少し、4カ月連続で前年実績を下回った。
供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が70.5%減の497戸、大阪府下が23.5%減の306戸、神戸市部が234.7%増の338戸、兵庫県下が5.8%減の194戸、京都市部が79.1%減の19戸、奈良県が83.3%減の3戸、滋賀県が57.0%増の135戸、京都府下と和歌山県での発売はなかった。神戸市部と滋賀県以外のエリアが前年同月を下回り、近畿圏全体の実数では1093戸の減少となった。
初月契約率は、前年同月比14.3ポイントダウンの60.1%で、6カ月ぶりに好調ラインの70%を下回り、15年12月の59.6%以来の低水準となった。特にファミリー初回売り出し物件は51.0%と苦戦。
平均価格は1.3%上昇の3532万円。m2単価は11.2%下落の62.8万円。平均価格は4カ月ぶりのアップ、単価は3カ月ぶりのダウン。11月末時点の販売在庫は2174戸で、前月末比316戸の増加、前年同月末比では474戸の減少となった。
12月の供給は2000戸程度となる見通し。
(提供:日刊不動産経済通信)
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