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12月マンション市場動向・首都圏、発売戸数は14%減の6392戸

2020年01月23日

19年12月の首都圏マンション供給戸数は前年同月比14.3%減の6392戸で、4カ月連続の減少となった。一方、契約率は11.9ポイントアップと大きく改善したものの、61.3%にとどまった。平均価格は5876万円で前年同月比0.3%下落とわずかにダウン、m2単価は83.9万円で2.7%下落した。

エリア別の供給戸数、契約率、平均価格、m2単価は以下の通り。▽東京都区部=2702戸、63.2%、7444万円、109.6万円▽都下=401戸、74.1%、4332万円、58.9万円▽神奈川県=1653戸、68.8%、5286万円、72.6万円▽埼玉県=715戸、46.3%、4241万円、62.6万円▽千葉県=921戸、48.4%、4274万円、59.7万円。供給戸数は都区部が7.9%増と伸ばしたものの、その他のエリアはいずれも減少しており、特に都下と神奈川県は3割以上の大幅な減少となった。平均価格は千葉県の単価が上昇したのみで、その他はすべて下落している。

平均専有面積は70.05m2で前年同月比で2.5%拡大した。100m2以上の住戸は24物件・309戸で、シェアは4.8%であった。即日完売は1物件・18戸(シェア0.3%)、フラット35登録物件戸数は6139戸(96.0%)。19年12月末時点の在庫は前月末比1570戸増の9095戸となった。

なお、1月の発売戸数は2000戸程度を見込んでいる。

(提供:日刊不動産経済通信)

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