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2月マンション市場動向・近畿圏、発売1035戸で93年来低水準

2020年03月18日

近畿圏(2府4県)の2月のマンション供給戸数は前年同月比19.2%減の1035戸で、2月としては1993年の796戸以来の低水準となった。

供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が5.9%減の587戸、大阪府下が33.9%減の187戸、神戸市部が34.9%減の82戸、兵庫県下が19.4%減の133戸、京都市部が10.0%増の11戸、滋賀県が47.3%減の29戸、和歌山県が40.0%減の6戸、京都府下、奈良県での発売はなかった。

初月契約率は前年同月比0.5ポイントダウンの75.3%と、2カ月ぶりに好調ラインの70%を上回った。大阪市部の都市型コンパクトが発売戸数と契約率を牽引した。

平均価格は13.2%下落の3370万円。m2単価は2.6%上昇の67.1万円。平均価格は4カ月ぶりのダウン、単価は2カ月ぶりのアップ。
2月末時点の販売在庫は2590戸で、前月末比74戸の減少、前年同月末比では17戸の増加となっている。3月の供給は1200戸程度となる見通し。

(提供:日刊不動産経済通信)

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