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4月マンション市場動向・近畿圏、発売は42%ダウンの494戸
2020年05月21日
近畿圏(2府4県)の4月のマンション供給戸数はコロナ禍により前年同月比42.0%減の494戸となり、1992年8月の410戸以来の低水準に落ち込んだ。4月としては調査開始以来最低。
供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が43.2%減の249戸、大阪府下が61.9%減の80戸、神戸市部が75.3%減の20戸、兵庫県下が48.8%減の22戸、京都市部が91.2%減の5戸、奈良県が5300.0%増の108戸、滋賀県が57.1%減の9戸、和歌山県が1戸、京都府下での発売はなかった。
初月契約率は、前年同月比2.0ポイントアップの77.9%と、2カ月ぶりに好調ラインの70%を上回った。平均価格は2.3%上昇の3434万円。m2単価は3.6%下落の63.4万円。平均価格は2カ月連続のアップ、単価は3カ月ぶりのダウンとなった。4月末時点の販売在庫は2697戸で、前月末比34戸の減少、前年同月末比では496戸の増加となっている。
5月の供給は、感染対策のための販売停止が続いていることから300戸程度となる見通し。
(提供:日刊不動産経済通信)
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