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8月のマンション市場動向・近畿圏、発売1617戸で5カ月ぶり増
2020年09月18日
近畿圏(2府4県)の8月のマンション市場動向は、供給戸数が前年同月比20.6%増の1617戸となり、5カ月ぶりに前年実績を上回った。
供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が7.3%減の734戸、大阪府下が44.4%増の400戸、神戸市部が78.2%増の155戸、兵庫県下が76.5%増の120戸、京都市部が100.0%増の166戸、奈良県が94.7%増の37戸、滋賀県が72.7%減の3戸、和歌山県が2戸、京都府下での発売はなかった。大阪市部と滋賀県を除くエリアが大幅に増加した。
初月契約率は前年同月比6.7ポイントダウンの78.2%で、2カ月ぶりに好調ラインの70%を上回った。多数の都市型コンパクトが発売された大阪市部が90.9%と好調だった一方で、北摂エリアの低迷により大阪府下は56.5%と低調であった。
平均価格は14.3%上昇の3492万円。m2単価は6.0%上昇の69.4万円。平均価格は6カ月連続のアップ、単価は2カ月連続のアップ。
8月末時点の販売在庫は2751戸で、前月末比5戸の増加、前年同月末比では752戸の増加。
9月の供給は1200戸程度となる見通し。
(提供:日刊不動産経済通信)
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