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12月マンション市場動向・首都圏、発売は15.2%増の7362戸

2021年01月26日

20年12月の首都圏マンション供給戸数は7362戸で、前年同月比15.2%増と2カ月ぶりの増加となった。契約率は62.6%で、1.3ポイントアップした。平均価格は5623万円で前年同月比4.3%の下落、m2単価も83.7万円で0.2%下落している。

エリア別の供給戸数、契約率、平均価格、m2単価は以下の通り。▽東京都区部=2234戸、68.2%、7468万円、115.1万円▽都下=1177戸、37.0%、5537万円、81.7万円▽神奈川県=1360戸、66.3%、5234万円、80.1万円▽埼玉県=1126戸、50.5%、4562万円、67.0万円▽千葉県=1465戸、80.5%、4052万円、56.9万円。供給戸数は都区部と神奈川県が減少するも、埼玉県、千葉県は5割増、都下は倍以上の増加となった。平均価格は都区部、都下、埼玉県が上昇となった一方、神奈川県、千葉県は下落している。

専有面積は67.19m2で前年同月比4.1%の縮小。即日完売は1物件・237戸(シェア3.2%)、フラット35登録物件戸数は6946戸(94.3%)。20年12月末時点の在庫は前月末比2064戸増の8905戸となった。

なお、1月には1200戸程度の供給が見込まれる。

(提供:日刊不動産経済通信)

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