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住宅金融支援機構、住宅ローンは変動型6割利用
2021年01月29日
住宅金融支援機構は、20年11月の住宅ローン利用者実態調査の結果をまとめた。利用した金利タイプは、前回(20年5月)に続き変動型が62.9%で最も多かった。今後1年間の住宅ローン金利の見通しは、「ほとんど変わらない」が66.1%(前回57.3%)に増加した。
5年以内に住宅を取得する予定の人を対象にした住宅ローン利用予定者調査でも、今後利用予定の金利タイプは変動型が37.4%(32.3%)に増え最多。今後1年間の住宅ローン金利も「ほとんど変わらない」が44.0%(36.3%)に増加し首位。住宅の買い時意識では、5月に続き「分からない」が42.4%(41.7%)で最も多くなった。
住金機構は調査結果を受けて「国内の長期金利が低水準で比較的安定推移するなか、コロナ禍で景気の先行不透明感が高まり、今後もしばらく現状のままの低金利環境が継続されるとの観測が強まっている」とみている。回答は利用者調査が1500件、利用予定者調査が1573件。
(提供:日刊不動産経済通信)
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