

国土交通省、6月の住宅着工は7.6万戸
2021年08月02日

国土交通省は7月30日、6月の「建築着工統計調査報告」を発表した。新設住宅着工戸数は7万6312戸(前年同月比7.3%増)で、4カ月連続の増加となった。新設住宅着工床面積は629.5万m2(7.4%増)で3カ月連続増。季節調整済み年率換算値は86万6000戸(前月比1.0%減)で、2カ月連続で減少した。
分譲住宅は1万9877戸(前年同月比1.5%減)で前月の増加から再び減少に転じた。うちマンションは7024戸(16.6%減)で4カ月ぶりに減少。首都圏4622戸(7.6%増)、近畿圏1014戸(37.1%減)、中部圏446戸(38.0%減)。近畿圏は7カ月連続の減少。分譲戸建ては1万2654戸(8.5%増)で2カ月連続の増加。5月に18カ月ぶりに増加に転じた分譲戸建てについて国交省は、「事業者からのヒアリングによると、販売が好調で、年明けから土地の仕入れが増加しているという。それが着工増につながっているとみられる」とする。
持家は2万6151戸(10.6%増)で、8カ月連続で増加した。うち民間資金の持家は2万3632戸(11.1%増)で、8カ月連続増。貸家は2万9802戸(11.8%増)で4カ月連続の増加。うち民間資金の貸家は2万7943戸(15.5%増)で4カ月連続で増加した。
民間非居住建築物の着工床面積は401万m2(20.8%増)で4カ月連続の増加。使途別では事務所(49万m2、4.0%減)、店舗(37万m2、4.6%増)、工場(77万m2、44.5%増)、倉庫(115万m2、70.7%増)となった。
(提供:日刊不動産経済通信)


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