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東日本レインズ、マンション価格は40期連続上昇

2022年10月19日

東日本不動産流通機構は18日、7~9月期の不動産流通市場動向をまとめた。期中の首都圏の成約件数は、中古マンション8440件(前年同期比4.0%減)、中古戸建て3177件(9.7%減)で、ともに5期連続の減少となった。

マンションの成約価格は、40期連続の上昇となる4355万円(11.7%増)で、戸建ての成約価格も9期連続上昇の3805万円(9.6%増)だった。

中古マンションは、成約m2単価が68.38万円(12.5%増)で、9期連続の上昇。前期〈4~6月期〉と比較しても1.8%の上昇だった。成約価格は4355万円(11.7%増)。新規登録件数は4万3289件で、前期比で2.5%増加した。

成約件数をエリア別でみると、東京都区部のみ3693件(2.4%増)で増加。ほかは多摩804件(3.5%減)、埼玉県936件(14.3%減)、横浜市・川崎市1392件(10.9%減)など全エリアで減少。一方、在庫件数は3万9274件(13.0%増)で3万9000戸台まで増加した。

中古戸建ての成約価格は3805万円(9.6%増)となり、全エリアで上昇した。特に、東京都区部6862万円(14.2%増)、神奈川県他3290万円(13.2%増)、千葉県2451万円(10.2%)の3エリアは2ケタ増となった。また、0~5年から30年超まで、すべての築年帯で上昇した。

成約件数は全エリアで減少。東京都区部546件(11.2%減)、多摩424件(12.8%減)、横浜市・川崎市467件(10.9%減)、神奈川県他390件(15.9%減)の4エリアは2ケタ減だった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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