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22年度の首都圏中古マンション3万5千台に減少

2023年04月19日

東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は22年度(22年4月~23年3月)と23年1~3月の首都圏の不動産流通市場動向を公表した。22年度は中古マンションの成約件数が3万5381件(前年度比6.5%減)へ減少。

成約物件のm2単価が68.55万円(11.7%増)、成約物件価格は4343万円(10.0%増)で前年度を上回った。23年1~3月の中古マンションの成約件数は9263件(前年同期比0.5%減)とほぼ横ばい。㎡単価が69.02万円(7.7%増)、価格は4366万円(6.2%増)と上昇した。

22年度の中古マンション成約件数は全エリアで前年度を下回り、7年ぶりに3万5000件台へ減少した。成約m2単価・成約物件価格はともに10年連続で上昇した。m2単価は10年で78.5%上昇し、5000万円以上の成約件数は増加した。新規登録の件数は18万1149件、m2単価は72.59万円、価格は4058万円。

中古戸建住宅の成約件数は1万3132件(前年度比10.9%減)と3年ぶりの水準にとどまり、成約物件価格は3801万円(7.9%増)に上昇した。7000万円以上の価格帯の成約件数が増加した。新規登録の件数は5万4673件、価格は4395万円。

23年1~3月の首都圏における中古マンションの成約件数は、東京23区と横浜・川崎市以外のエリアが前年同期を下回った。成約㎡単価は全地域で前年より上昇した。新規登録件数は5万161件(前年同期比27.3%増)と大幅に増加した。

中古戸建住宅の成約件数は3189件(9.0%減)、価格は3871万円(5.2%増)。成約件数は全地域で前年同期を下回ったが、成約価格は前年を超えた。新規登録件数は1万5330件(33.7%増)の大幅増だった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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