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首都圏中古マンション価格は43期連続の前年超え

2023年07月19日

東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は18日、23年4~6月の不動産流通市場動向を公表した。

首都圏の中古マンション成約件数は8802件(前年同期比1.9%減)で、8期連続で前年同期を下回った。成約価格は4556万円(7.0%増)で、前年を43期連続で上回った。新規登録件数は4万9430件(17.1%増)で2ケタ増。

中古戸建住宅の成約件数は3320件(4.8%減)で8期連続の前年割れ。成約価格は3778万円(1.2%増)で12期連続の前年超え。新規登録件数は1万6260件(29.4%増)と大幅に増加した。

中古マンションの成約m2単価は、首都圏が71.15万円(6.0%増)で、12期連続で前年同期を上回った。地域別にみると、東京都区部が106.03万円(6.6%増)、横浜市・川崎市が59.86万円(2.7%増)など全エリアで前年超え。

成約件数は、横浜市・川崎市が1511件(1.3%増)で前年を上回ったが、それ以外の各地域は、東京都区部が3907件(1.2%減)、埼玉県が943件(6.9%減)など前年割れだった。

中古戸建住宅の地域別の成約件数は、横浜市・川崎市が476件(0.4%増)、多摩が494件(2.1%増)で前年を上回った。東京都区部が568件(7.8%減)など4地域が前年を下回った。

成約価格は、東京都区部が6293万円(4.5%減)で前年割れだったが、他の5地域は10期以上連続で前年超え。また、大幅な増加が続いた新規登録物件をみると、価格は4291万円(1.2%減)とダウンし、前期と比べても1.3%下落した。

(提供:日刊不動産経済通信)

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