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9月のマンション市場動向・近畿圏、発売は4.6%増の1393戸
2023年10月19日

近畿圏(2府4県)の9月の新築分譲マンション供給戸数は前年同月比4.6%増の1393戸となり、3カ月ぶりに前年実績を上回った。
供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が16.6%増の500戸、大阪府下が42.1%減の184戸、神戸市部が68.6%減の55戸、兵庫県下が138.0%増の288戸、京都市部が45.2%減の97戸、京都府下が265.4%増の95戸、奈良県が14.3%減の18戸、滋賀県が164.4%増の156戸。大阪市部、兵庫県下、京都府下、滋賀県で前年同月を大幅に上回った。
初月契約率は前年同月比9.0ポイントアップの80.5%と、2カ月連続で好調ラインの70%を上回った。前月と同様に郊外大規模物件の初回売り出しが好調で、契約率は20年12月(80.0%)以来の80%台となった。
平均価格は3.6%下落の4527万円。m2単価は0.7%上昇の75.9万円。平均価格は3カ月ぶりのダウン、単価は2カ月ぶりのアップ。
9月末時点の販売在庫は2762戸で、前月末比125戸の減少、前年同月末比では634戸の減少となっている。10月の供給は1400戸程度となる見通し。
(提供:日刊不動産経済通信)


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