

4レインズ活用、24年12月と通年を公表
2025年01月24日

不動産流通推進センターは22日、24年の12月と通年で、全国の指定流通機構(レインズ)を通じたレインズシステムの活用状況を公表した。
売り物件の内訳は、24年12月の新規登録件数が10万8210件(前年同月比0.9%増)だった。成約報告件数は1万5678件(4.5%増)。総登録件数は43万1973件(7.1%増)で、前年より増加が31カ月続いた。
売り物件を取引態様別にみて、新規登録件数のうち媒介契約は6万8946件(1.8%増)、売主は3万7606件(1.2%減)、代理は1658件(17.4%増)だった。成約報告件数の内訳は媒介契約が1万3315件(8.3%増)、売主が2299件(13.2%減)、代理が64件(3.2%増)。
エリアごとに売り物件の新規登録件数をみると、首都圏が4万8402件(1.2%減)、中部圏も8102件(0.2%減)と前年割れだった。一方、近畿圏は1万9615件(8.4%増)、九州が9047件(4.5%増)を始め5エリアで前年を上回り、全国では増加となった。成約報告件数のエリア別では、首都圏が5927件(9.1%増)で牽引するなど、全国の8エリアが前年超えだった。
24年通年の売り物件における活用状況は、新規登録件数が144万9458件(23年比4.3%増)だった。物件種類別では、首都圏のマンションが29万7035件で全体の6割を占めた。成約報告件数は19万1651件(7.4%増)で、成約報告率は13.2%(0.38ポイント増)だった。マンションの成約率は15.3%。24年末時点の会員数は14万6921会員(1.1%増)で、前年より増加が12年連続となった。
(提供:日刊不動産経済通信)


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