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24年のマンション市場動向・近畿圏、発売は1.6%減の1.5万戸

2025年01月24日

 近畿圏(2府4県)で24年1年間に新規発売された新築分譲マンション戸数は、前年比1.6%減の1万5137戸となった。

初月の月間平均契約率は、前年比2.9ポイントアップの74.3%。3年連続で好調ラインの70%を上回っている。

エリア別の発売戸数をみると、大阪市部が前年比25.1%減の4890戸、大阪府下が31.6%増の3910戸、神戸市部が109.7%増の2036戸、兵庫県下が0.8%減の1682戸、京都市部が12.7%増の1538戸、京都府下が59.7%減の164戸、奈良県が61.4%減の183戸、滋賀県が29.1%減の609戸、和歌山県が10.6%増の125戸。

平均価格は前年比14.8%アップの5357万円、m2単価は14.8%アップの90.7万円。平均価格は7年連続のアップ、単価は12年連続のアップ。平均価格は1991年(5552万円)以来の高値、m2単価は1973年の調査開始以来の最高値を4年連続で更新した。

平均専有面積は0.1%拡大の59.10m2。24年末現在の販売在庫は前年末比11.9%減の3050戸。このうち建物竣工済みの完成在庫は11.6%減の1443戸。

25年の新規発売戸数は前年比2.4%増の1万5500戸程度となる見通し。

(提供:日刊不動産経済通信)

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