2017/04/06Vol.295
野村不動産アーバンネット実勢調査による2017.4.1時点の首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」の動向
野村不動産アーバンネットが3ヶ月ごとに実施している「住宅地価格調査」・「中古マンション価格調査」から、その概要を報告いたします。
本報告は、「野村の仲介+」各店舗の営業エリアにおいて、調査地点・対象マンションを選択し、通常取引を想定して実勢価格を査定したものの要約です。
調査地点は限定されたエリアから抽出したものですので、本報告書の数値は都県全体の変動率を表すものではありません。
首都圏エリア平均の変動率(四半期ごと)は、2013年7月調査以降、連続してプラスを維持
「住宅地価格」1-3月期の首都圏エリア平均の変動率は0.2%(前回0.3%)
四半期比較で「値上がり」を示した地点が10.1%(前回20.9%)、「横ばい」が82.9%(前回70.3%)、「値下がり」が7.0%(前回8.9%)となり、値上がり地点と値下がり地点が減少、横ばい地点が増加しました。エリア別では、全エリアの上昇率が低下したものの、プラスとなりました。
「中古マンション価格」1-3月期の首都圏エリア平均の変動率は0.1%(前回0.3%)
四半期比較で「値上がり」を示した地点が11.7%(前回16.3%)、「横ばい」が81.3%(前回70.8%)、「値下がり」が7.1%(前回12.9%)となり、値上がりと値下がり地点が減少し、横ばい地点が増加しました。エリア別では、東京都下と神奈川以外のエリアでプラスとなりました。
年間ベースの首都圏エリア平均の変動率は、2014年1月調査から連続してプラス
年間ベースの「住宅地価格」変動率は、首都圏エリア平均で1.0%(前回1.2%)
年間比較では、「値上がり」を示した地点が36.1%(前回44.3%)、「横ばい」が50.6%(前回44.3%)、「値下がり」が13.3%(前回11.4%)となり、値上がり地点が減少し、横ばい地点と値下がり地点が増加しました。エリア別の平均変動率では、全エリアでプラスを維持しました。
年間ベースの「中古マンション価格」変動率は、首都圏エリア平均で0.9%(前回1.1%)
年間比較では、「値上がり」を示した地点が35.4%(前回37.1%)、「横ばい」が47.5%(前回47.5%)、「値下がり」が17.1%(前回15.4%)となり、値上がり地点が減少し、値下がり地点が増加しました。エリア別の平均変動率では、千葉以外のエリアでプラスとなりました。
企画・編集: 野村不動産アーバンネット株式会社 営業推進部 情報戦略課
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企画・編集:野村不動産ソリューションズ株式会社 流通事業本部 営業企画部 企画課
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