2017/07/10Vol.296
野村不動産アーバンネット実勢調査による2017.7.1時点の首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」の動向
野村不動産アーバンネットが3ヶ月ごとに実施している「住宅地価格調査」・「中古マンション価格調査」から、その概要を報告いたします。
本報告は、「野村の仲介+」各店舗の営業エリアにおいて、調査地点・対象マンションを選択し、通常取引を想定して実勢価格を査定したものの要約です。
調査地点は限定されたエリアから抽出したものですので、本報告書の数値は都県全体の変動率を表すものではありません。
首都圏エリア平均の変動率(四半期ごと)は、2013年7月調査以降、連続してプラスを維持
「住宅地価格」4-6月期の首都圏エリア平均の変動率は0.2%(前回0.2%)
四半期比較で「値上がり」を示した地点が13.3%(前回10.1%)、「横ばい」が78.5%(前回82.9%)、「値下がり」が8.2%(前回7.0%)となり、値上がり地点と値下がり地点が増加、横ばい地点が減少しました。エリア別の平均変動率では、東京都区部、千葉、神奈川エリア以外のエリアでプラスとなりました。
「中古マンション価格」4-6月期の首都圏エリア平均の変動率は0.1%(前回0.1%)
四半期比較で「値上がり」を示した地点が15.5%(前回11.7%)、「横ばい」が74.9%(前回81.3%)、「値下がり」が9.6%(前回7.1%)となり、値上がりと値下がり地点が増加し、横ばい地点が減少しました。エリア別の平均変動率では、東京都下、神奈川、千葉以外のエリアでプラスとなりました。
年間ベースの首都圏エリア平均の変動率は、2014年1月調査から連続してプラス
年間ベースの「住宅地価格」変動率は、首都圏エリア平均で0.8%(前回1.0%)
年間比較では、「値上がり」を示した地点が36.1%(前回36.1%)、「横ばい」が43.0%(前回50.6%)、「値下がり」が20.9%(前回13.3%)となり、値上がり地点が減少し、横ばい地点と値下がり地点が増加しました。エリア別の平均変動率では、全エリアでプラスを維持しました。
年間ベースの「中古マンション価格」変動率は、首都圏エリア平均で0.6%(前回0.9%)
年間比較では、「値上がり」を示した地点が35.4%(前回37.1%)、「横ばい」が52.3%(前回47.5%)、「値下がり」が18.0%(前回17.1%)となり、値上がり地点が減少、値下がり地点と横ばい地点が増加しました。エリア別の平均変動率では、神奈川、千葉以外のエリアでプラスとなりました。
企画・編集: 野村不動産アーバンネット株式会社 営業推進部 情報戦略課
調査方法について
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企画・編集:野村不動産ソリューションズ株式会社 流通事業本部 営業企画部 企画課
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