※当記事はAIを利用し作成しているため、内容について正確ではない場合があります。また2024年6月現在の情報を利用しており、今後変更になる場合があります。
マンション購入を検討しているけれど、住宅ローン返済に加えて維持費の支払いはいくらになるのか知りたいという方に向けて、維持費の内訳や相場について戸建てとの比較も交えながら解説します。
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[目次]
マンションにかかる維持費は?
マンションにかかる維持費の種類
①管理費
②修繕積立金
③火災保険料・地震保険料
④固定資産税・都市計画税
⑤駐車場・駐輪場代
⑥その他使用料
月々のマンション維持費の相場
マンションの維持費はなぜ必要?
長期修繕計画の必要性
マンション維持費を考慮した住宅ローンの返済シミュレーションが必要
マンションの維持費は高すぎる?戸建てとの比較
マンションと戸建ての維持費の違い
マンションの維持費は抑えられる?
まとめ:マンション購入で後悔しないように維持費を把握しておこう
■マンションにかかる維持費の種類
マンションにかかる維持費の種類は以下があります。
1.管理費
2.修繕積立金
3.火災保険料・地震保険料
4.固定資産税・都市計画税
5.駐車場・駐輪場代
6.その他使用料
①管理費
賃貸マンションと同様に、マンションの維持のためにかかるコストが管理費です。支払われた管理費は以下のようなさまざまなマンション業務でかかる費用に支払われます。
●共用部分の日常清掃の費用
●光熱費、電球などの消耗品
●管理人の人件費
●エレベーターや貯水槽、消防設備などの定期点検やメンテナンス
●共用部分の火災・損害保険料
●一定期間ごとの清掃(高圧洗浄など)
マンションの設備を維持するためには多くの費用がかかります。分譲マンションは共用設備が充実していたり植栽など外観にもコストをかけていたりする分、賃貸マンションより管理費は高額になります。
②修繕積立金
計画的に行われる大規模修繕工事にかかる多額の費用にあてるために積み立てるお金です。
マンションの大規模修繕は一般的に12~15年を目安とした周期でおこなわれ、内容としては以下のようなものが挙げられます。
③火災保険料・地震保険料
家財とオーナーへの建物の損害賠償を補償する「家財保険」「借家人賠償責任保険」が中心の賃貸マンションの火災保険と異なり、分譲マンションの場合家財と所有する専有部分に対する損害を補償します。
加入は任意ですが、火災だけでなく台風や洪水などの自然災害、盗難、もらい火による被害も補償対象になる可能性があるため加入を検討しておくことがおすすめです。
④固定資産税・都市計画税
所有する土地・建物に対して課税される「固定資産税」や「都市計画税」も賃貸にない出費の一つです。納付額は実際の市場価格の7割程度で評価される課税標準額に1.4%(基本)の標準税率を掛けて算出されます。
タワーマンションの場合は、固定資産税・都市計画税ともに実際の取引価格の傾向を踏まえ、高層階になるほど若干税額が高くなるように補正されます。
⑤駐車場・駐輪場代
分譲マンションでも駐車場代は月割で使用料として支払う形式が一般的です。「平置き」「機械式」「自走式(立体駐車場)」など駐車場のタイプによって料金が異なる場合もあります。
駐車場代は駐車場自体の管理のほかにも、管理費や修繕積立金へあてるためにも使用されます。駐車場代はエリアによっても異なりますが、東京都内の場合は月額3~5万円程度を想定しておくことが必要です。
⑥その他使用料
分譲マンションの場合、マンション内の設備の使用料がかかる場合があります。一般的にはトランクルームや専用庭、ルーフバルコニーなどでよく見られます。
■月々のマンション維持費の相場
マンションごとに違うとはいえ、マンションの維持費の相場がどの程度なのかは気になる点です。
まずは維持費の大部分を占める管理費と修繕積立金について見ていきます。国土交通省の「平成30年度マンション総合調査結果(管理組合向け)」によると、駐車場代からの充当を除く1戸あたり月額管理費の平均は10,862円、修繕積立金の平均は11,243円となっています。
しかし、同調査によるとマンションの修繕積立金の平均は年々上昇していることがわかります。建築資材や人件費の向上に伴い、将来的にさらに徴収額が増加する可能性もあるため余裕を持った資金計画が必要です。
管理費・修繕積立金に加えて月当たりの駐車場代を3万円、保険料を1,000円、固定資産税・都市計画税を月1万円と仮定すると、合計の維持費は概算で「約6万円」程度になります。
■長期修繕計画の必要性
長期修繕計画は、マンションを維持するためにトータルでかかる費用をできるだけ抑えて、計画的に共用部分の修繕工事を行うことを目的に立てられることが一般的です。
共用部分で不具合が生じたらその都度修繕を行うのではなく、足場が必要な工事は一度にまとめて修繕をしたほうが、手間も費用もかからず効率的という考え方もあります。
長期にわたる修繕計画を立て、計画通りに大規模修繕を実施するためには修繕積立金からの安定した収入予測が欠かせません。
■マンション維持費を考慮した住宅ローンの返済シミュレーションが必要
一般的にマンションの修繕積立金は、築年数が経つほど金額が上がっていきます。
上記、国土交通省の調査結果でも完成年次が古いほど修繕積立金が高く、新しくなるにつれ安くなる傾向です。そのため若い時期にマンションを購入すると、老後に維持費が上がり支払いが大きな負担になる可能性があります。
実際、減少傾向にあるものの管理費などを滞納する住戸があるマンションも全体の1/4程度、存在します。将来的に維持費を払い続けられるかも考慮して物件を選ぶことが必要です。
以下のページでは、住宅ローンの返済額や借入額から想定される返済額や借入可能額をシミュレーションできます。自身の状況に適した借入額の確認にご活用ください。
住宅ローンシミュレーション
■マンションと戸建ての維持費の違い
前述のとおり、マンションの維持費には一般的に以下の6つがあります。
1.管理費
2.修繕積立金
3.火災保険料・地震保険料
4.固定資産税・都市計画税
5.駐車場・駐輪場代
6.その他使用料
このうち保険料と固定資産税は戸建てでも同様にかかりますが、それ以外の費用についてはかかりません。
その代わり、戸建ての場合家全体の修繕を行う費用が必要です。そのうえ戸建ての多くは木造であり、耐用年数の違いからマンションと比較して老朽化しやすいため長く住むほど修繕の回数は増えやすくなります。
一戸建てのメンテナンスにかかる費用は、一般的に10年で250万~300万円程度です。マンションの維持費が月6万円と仮定すると10年では720万円となり、戸建てのほうが維持費は半額程度安いと考えられます。
また戸建ての場合は自分である程度支出のタイミングを調整できる点がメリットですが、逆にいうと自分で計画的に修繕資金を用意しないといけないため難しい点もあります。
■マンションの維持費は抑えられる?
マンションの維持費を抑えたい場合、税金は決まっているためそれ以外をコストカットする必要があります。
そうなると選択肢として挙げられるのは以下の3つです。
●車を手放す、または外部の安い駐車場を探す
●保険会社を変更する、契約内容を見直す
●修繕積立金や管理費の少ないマンションを選ぶ
ただし、修繕積立金や管理費は、マンションを適切に維持管理するために必要な費用です。長期的な視点に立ち、マンションの適切な維持管理とのバランスを考慮しながら、賢明な選択をすることが大切です。
マンション購入は人生の中でも特に大きな買い物となります。維持費が負担となり将来の生活設計に影響を与えないように、事前に月々かかる費用を把握してしっかり購入の計画を立てましょう。
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