※当記事はAIを利用し作成しているため、内容について正確ではない場合があります。また2024年7月現在の情報を利用しており、今後変更になる場合があります。
マンション探しで東向きなのが気になる方や、東向きマンションを購入して後悔しないか心配な方もいるかもしれません。
東向きマンションのメリットとデメリット、選ぶ際のポイントについて解説します。購入を検討する際の参考にしてください。
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[目次]
東向きマンションの特徴とは?南向きとの日当たりの違い
東向きと南向きの日照時間の違い
年間日射量の違い
東向きマンションのメリット
部屋に朝日が入りやすい
夏に暑くなりすぎない
南向きより価格が安い
東向きマンションのデメリット
午後には日が差さなくなる
洗濯物が乾きにくい
冬場は寒くなりやすい
東向きマンションのデメリット
家族のライフスタイルと合っているか
東向きの日照を活用できる間取りになっているか
周辺環境で日照が妨げられないか
水回りの通風は良好か
設備や断熱性能は十分か
東向きマンションのデメリット
「南向きは日当たりが良い」とは知っていても、実際どの程度違うのか知っている人は少ないのではないでしょうか。
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の日射量データベースより、南向きと東向き(※傾斜角45度)の日射量グラフで違いを見てみましょう。
東向きと南向きの日照時間の違い
まずは、東京地点で最も日が長い夏至付近の違いを確認していきましょう。日が差し込み始める時間と完全に日射量がなくなる時間は同じです。
南向きは9時台のピークから緩やかに日射量が減少し、15時過ぎまで約6時間ピークの半分以上を保ちます。
一方、東向きは9時台のピークでは南向きより日射量が高く、その後急激に日射量が下がり4時間後の13時過ぎにはピークの半分を割り込みます。
次に、一年で一番日が短い冬至付近で比較していきましょう。冬至になると南向きと東向きでは日照時間・日射量ともに顕著に違ってきます。
南向きでは日射量のピークは12時で、9時台から16時台までの約8時間はピークの半分以上の日差しが入ります。
一方、東向きでは日照のピークは10時で、ピークの半分以上の日差しが入るのは8時台から13時台の6時間程度です。南向きより日照量が多い時間が約2時間短く、完全に日差しが消える時間も南向きより1時間程度早くなっています。
グラフでは日射量が多いのは夏至ではなく冬至です。これは冬には太陽高度が低くなるためであり、南向きは日差しを十分に受けられますが東向きでは日射量が大幅に減少します。
南向きよりも日射量が低く明るい時間も短い東向きは、冬場の寒さが厳しいと考えられます。
年間日射量の違い
次に年間の日射量について見てみましょう。日本建築学会技術報告集での太陽光発電に関する研究によると、年間の日射量で見ると南面が925kWh/(m2・年)に対し東面が898kWh/(m2・年)と大きな違いがないことがわかります。
この数値からわかるように年間で見ると東向きの日射量は南向きの約97%に相当し、一般的なイメージほど大きな差はありません。
冬季の日照の少なさを許容できるかが大きなポイントといえます。
東向きマンションは、朝型の生活リズムの人や夏の暑さを避けたい人にとって魅力がある一方、午後の日照や冬の寒さが問題となります。
自身や家族のライフスタイルにとってのメリットとデメリットを十分に理解した上で選択しましょう。
部屋に朝日が入りやすい
朝日が部屋にたっぷりと差し込む点が東向きマンションの最大のメリットです。
朝日を浴びることで体内時計が整い気持ちよく目覚められるため、特に朝型の生活を送る人や朝の時間を有意義に過ごしたい人に向いています。
夏に暑くなりすぎない
午後には日差しが入らなくなる東向きマンションは、暑さのピークも早く過ぎるといえます。快適に過ごせるだけではなく、光熱費を抑えやすい点もメリットです。
南向きのマンションは一日中日当たりが良い反面、夏には家具や床が日焼けしやすいなどの欠点があります。東向きのマンションではその心配が少なくなります。
南向きより価格が安い
人気が高い南向きのマンションは、価格が高く設定されています。しかし東向きのマンションは南向きと比べて価格が安く、予算を抑えたい人にとって魅力的です。
また周辺の建物によっては「南向き」といってもすべての物件が必ずしも日当たりが良いとは限らず、立地によっては東向きの方が日当たりが良い可能性もあります。
午後には日が差さなくなる
東向きマンションのデメリットのひとつは、午後には日が入りにくくなることです。
午後から部屋が暗くなってしまうため、日中に在宅の人がいる家庭では不便に感じる可能性があります。特に日照時間の短い冬場には照明を多く使う必要があり、電気代がかさむことも考えられます。
洗濯物が乾きにくい
午後になると日が当たらなくなる東向きのマンションでは、朝早くに洗濯物を干せない場合、洗濯物が乾きにくくなることがデメリットです。
生活上洗濯する時間が遅くなってしまう人には不便に感じることが多いでしょう。
冬場は寒くなりやすい
東向きのマンションでは午後には日が入りにくいため冬場は日照時間が短く、室温が低くなります。暖房費がかさむだけではなく、寒さが苦手な人にとっては大きなデメリットとなるでしょう。
特に、冷え性の方や高齢者にとっては、冬場の寒さは健康に影響を及ぼす可能性があるため対策が必要です。
マンションにおける間取りの読み方や方位などについて、さらに知りたいという方は以下の記事も参照ください。
マンション間取り図の読み方、見方とチェックポイント
家族のライフスタイルと合っているか
まず、家族のライフスタイルとの相性を考慮しましょう。日差しの良さを目的に「南向きのマンションが良い」と思っていても、実際には生活すると昼間の日差しがそれほど重要ではなかったという可能性もあるためです。
特に朝型の生活を送る人や会社勤めの人にとっては、朝から日差しを満喫できる東向きマンションの方が適している場合もあります。朝日をたっぷり浴びられて気分よく一日をスタートできるでしょう。
東向きの日照を活用できる間取りになっているか
同じ南向きでも、窓の大きさやリビング、居室などの配置によってどの程度日差しを活用できるかは変わります。
東向きに居室がある場合は、子供部屋や寝室にすると差し込む朝日でスムーズに目が覚めるため生活が整いやすくなります。
明るい色の壁紙や鏡の活用など、インテリアの工夫で午後の日当たりの悪さをある程度カバーすることも可能です。
周辺環境で日照が妨げられないか
眺望や周辺に日光を遮る建築物がないかしっかりと確認しておくことが大切です。
特に比較的高さのある建築物が近くにある場合は日照が大幅に制限される可能性があるため、中古マンションなら内見の時間を午後に設けるなど事前に確認する機会を設けるとよいでしょう。
水回りの通風は良好か
日当たりの良い南向きマンションと比較すると、東向きマンションの部屋はカビが生えやすいといわれています。そのため、梅雨時や夏場、湿気がこもりやすい水回りの風通しが良いかどうかは重要なポイントです。
浴室や洗面所などの換気設備や窓の配置を確認し、通風が良好かどうかを確かめておきましょう。
設備や断熱性能は十分か
東向きマンションは冬場に寒くなりやすいため、断熱性能が十分かどうかについても確認しておきましょう。マンションの場合は隣にも住戸がある場合が多いため、戸建てと比較すると断熱性の問題は少ない可能性があります。
午後に洗濯物が乾きにくいのが東向きのデメリットですが、近年の分譲マンションは浴室乾燥機などが付いている物件も多くあります。そのため、このデメリットはそれほど大きな問題にならないケースもあるでしょう。
東向きマンションは、「日中の不在が多い人」「暑さが苦手な人」「ライフスタイルが朝型の人」にとってはおすすめといえます。
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東向きマンションならではのデメリットもありますが、日中外出が多い方や暑さに弱い方にとっては、爽やかな日の光で一日をスタートできる東向きマンションのほうが快適に過ごせる可能性もあります。
ライフスタイルによっては「自分にとってお得な物件」になる可能性があります。自身や家族にとってメリットがあるかどうか、未来のライフスタイルも考えた上で判断することがおすすめです。
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