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2019.07.31

Kantei eye 三大都市圏・地方4エリア マンション価格インデックス一欄

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2000年以降に竣工したマンションの多くで中古価格が新築時価格を上回る
北海道・宮城県・広島県・福岡県の価格上昇度合いは首都圏に近い水神に

首都圏は2000年以降、近畿圏は2010年以降のすべてで中古価格が新築価格を上回る

各都市の価格インデックスを見ると、中古価格が新築価格を上回ることを示す水色のインデックス(100ポイント以上)は、2000 年以降に竣工したマンションに多く分布していることがわかる。

首都圏では2000 年以降、近畿圏では2010年以降のすべてが指数100ポイントを超え、中部圏においても2010年以降は概ね100ポイントを超える水準となっている。

また、地方主要4 エリアでは2000年代前半からほとんどの竣工年で100ポイントを超えており、価格水準の上昇度合いは首都圏と比較しても遜色のないことがわかる。これはここ数年、不動産投資の対象として注目を集めている札幌・仙台・広島・福岡に投資資金が潤沢に流れ込み、地価が上昇したことの表れと言える。

築20年前後を境に価格の下落が高まる傾向、バブル期(1986年~1992年)は顕著に下落幅が拡大

1990年代以前の竣工年を見ると、50%を超える価格下落を示す暖色系のインデックスが多く分布しており、築20年(1998年)前後を境に下落率が高まる傾向にあることがわかる。

また、バブル期に竣工した物件は特に下落幅が大きく、新築時の30%前後の水準まで価格が下落することも珍しくない。バブル期の分譲価格がいかに高く、また実勢価格とかけ離れていたかが浮き彫りになっている。同時に当時の地価や価格水準は中古価格に関係していないことがわかる。

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提供:東京カンテイ
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