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中古マンション最新トレンド
売却チャンスを活かす、中古マンション買いかえ作戦
2009年12月14日
「買いかえ」時には「売り」が先が基本
住まいの売却をする人の多くは、自宅を売って新居を購入する「買いかえ」のケースが多いと思います。その際にポイントとなるのが、「売り」と「買い」のタイミングです。売りが先か、買いが先か、どちらがいいのか迷う人もいるでしょう。
基本的なセオリーからいえば、先に自宅の売却を決めて、資金計画を確定させてから、購入先を探すのが望ましいといえます。売却価格からローン残債や諸費用を差し引くと、いくら手元に現金が残るのか、そのうち買いかえ先の購入資金にいくら使えるのかを把握することで、購入するほうの資金繰りも安全に進めることができるからです。
ただ、売り物件の数などの市況によっては「売り」と「買い」を同時進行で進めた方が良いこともあります。
具体的には、査定を依頼して自宅の売却予想金額を把握して、それを基に買いかえ先の資金計画を立てます。次に、売り出しと同時に、購入する物件探しを始める。そして、売却活動の様子を見ながら購入先を選定する。なるべくタイミングがずれないように進めていく、というわけです。
「買換保証サービス」や「つなぎ融資」を活用して不安を解消
売り買い同時進行にしても、実際には購入するほうが先に決まってしまうケースもあります。資金繰りの関係からいえば、自宅の売却代金を購入資金に使うのが普通ですから「売れなければ買えない」状態です。購入物件の決済が近づいても、売却が進まないとヤキモキするでしょう。最悪の場合、購入先をキャンセルしなければならないかもしれません。
それに対して有効に使えるのが、不動産仲介会社が扱っている「買換保証サービス」です。これは、一定期間に売れなかった場合に、あらかじめ約束していた金額で物件を買い取ってくれるというもの。当初の査定価格よりも低くなりますが、確実に売れるという後ろ盾を得られるのは心強いものです。実際には相場で売れてしまうことが多いので、一種の"保険"として考えておけばいいでしょう。
また、自宅が売れるまでの間、新居の購入資金を一時的に貸し出す「つなぎ融資」というサービスを扱っているところもあります。これも安心材料のひとつです。このように、売却に関わるさまざまな付加価値サービスを扱っている不動産仲介会社を選んでおけば、買いかえに伴う不安を持つこともなく、安心して進められるのではないでしょうか。
さらに、「売り」と「買い」を同じ不動産仲介会社に頼むと、資金繰りの調整を付けやすいというメリットがあります。つまり、業者選びも、スムーズな買いかえを進めるうえで大きなポイントになることを知っておきましょう。
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