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ペットが飼える中古マンションが増えてきた

2011年8月25日

ペットを飼える中古マンションの選択肢が広がっています。とはいえ、対象となるペットの頭数や大きさや飼育のルールなどが決まっているのが一般的。そこで、ペット可マンションの選び方と注意点を紹介しましょう。

飼える犬のサイズやルールなどを規約や使用細則で確認

ペット可マンションを選ぶときに注意したいのは、前ページで紹介したような設備や施設がどうなっているかを確認することです。さらに大事なのは、どんなペットを飼えるかをきちんと把握することです。この点を曖昧にしたまま物件を探しても、せっかく良い物件に出会えたのに、土壇場で諦めざるを得なくなるおそれがあります。

飼育できるペットの種類とサイズは、マンションによって多少の違いはありますが、犬の場合だと、小型犬1~2匹まで、重さ10kg以内、体長50cm以下といったケースが多いでしょう。中型犬や大型犬を認めているケースは極めて稀です。その場合は、一戸建てを探すしかないかもしれません。

ガイド自身も、最初にお客様から希望条件をヒアリングする際には、ペットを飼っているか、何匹か、サイズはどれぐらいか、などを必ず確認するようにしています。今は飼っていなくても、これから飼いたいと考えている人もいるでしょう。その場合も、希望するペットの種類やサイズがマンションの規約で認められた範囲のものかどうかをよく吟味しておきたいものです。

ペット飼育のルールを定めた使用細則の例

その他、マンションの共同生活のルールを決めている使用細則の中に、図2のように、ペットを飼育するに当たっての注意点が記載されているのが一般的です。この内容は、マンションによってかなり差があります。納得できる内容かどうかをよくチェックしておくことが大切です。

ペットの飼育に向いた住環境かどうかもチェック

ペット可マンションを見つけるコツとして、大型の都市公園の周辺を探すのもひとつの方法でしょう。たとえば、駒沢公園や代々木公園には大型のドッグランがあり、犬好きが集まるメッカともいえます。この周辺には、ペット可の中古マンションも少なくありません。ペットショップやペット連れOKの飲食店などもあります。

ペット連れの散歩者がいる駒沢公園の写真

犬好き同士のコミュニケーションもはずむ駒沢公園

ドッグランのある都市公園は東京都区部だけでも20箇所以上あります。マンション単体だけで考えるのではなく、住環境も含めて「ペット共生ライフ」を送るのに適したエリアを選ぶといいのではないでしょうか。

編集協力:AllAbout

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