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中古マンション最新トレンド
安全・確実に売れる不動産会社はどう選ぶ?
2012年6月18日
一緒にゴールを目指すパートナーに必要な要素
「買いかえで購入先が決まっているので早く売りたい」
「時期は決まっていないけど、なるべく有利に売りたい」――
これから自宅を売ろうと考えている方には、さまざまな動機や目的があります。売却する不動産も二つと同じものはありません。似たようなパターンはあっても、まったく同じ条件はありませんから、一人ひとりのストーリーに合わせた、オリジナルのプランで動くというのが、住宅の売却活動です。
また、単純に高く売れればいいかというと、必ずしもそうとは限りません。たとえば、買いかえの場合に「購入した物件の残金決済が2ヶ月後にあるので、それまでに売って資金を受領しておく必要がある」といった状況もあります。その決済に間に合わなければ、購入先の手付金を放棄してキャンセルしなければならないかもしれません。高く売ることよりも、値下げするなどして資金繰りのタイミングに間に合うように売却することが、結果的に売主の利益になることもあるのです。
売主の目的に合わせて、安全かつ確実に、目指すゴールに導けるかどうか。
これが、売却のお手伝いをする不動産仲介会社の重要な役割だと思います。売主は売却で手に入れた資金を元に次の生活のステップを踏み出すわけですから、不動産仲介会社の責任は重大です。どの会社を通して売るかによって結論が大きく変わる可能性があることを意識して選ぶことが大切でしょう。
媒介契約の種類より「どの会社に頼むか」が重要
不動産仲介会社に売却を依頼するときには媒介契約を結びますが、複数の会社に頼める「一般媒介」と、一社限定で頼む「(専属)専任媒介」にわかれます。以前は、なるべく高く売りたいなら、たくさんの不動産会社に動いてもらって幅広く買主を探せる「一般媒介」が有利といわれていました。
しかし、インターネットによる物件検索が普及している現在では、この考えは薄れてきました。ネット時代に即した効果的な売却ノウハウを持っていれば、たとえ一社でも十分効率的に情報を拡散させて買主を見つけることは可能です。
最近では、依頼する会社の数や媒介契約の種類よりも「信頼できる会社かどうか」の重要度が増しているという気がします。確実に売却するには、売主のプライバシーに関わる情報も、ある程度は営業担当者に知らせる必要があるからです。
たとえば、自宅に残っている住宅ローンの元金はいくらか、自由に動かせる手持ち資金はいくらかなど、資産状況を共有していただけないと資金繰りの調整ができません。なかには「離婚するので財産を処分したい。なるべく周囲に知られないように売りたい」といった希望もあるでしょう。その場合は、守秘義務を尊重しながら、しかしスピーディーに売却するための売り方の工夫が必要になってきます。
「さまざまな個人の事情を含め、重要な情報を伝えて任せられる会社かどうか」
「親身になって動いてくれる営業担当者がいるか」
といった視点でパートナーを見極めて、本当に信頼できる1社か2社に頼むのがベストではないでしょうか。
実際には、それをどう見極めるかが難しいところでもありますが、最初に営業担当者に接する機会としては価格査定の段階が多いでしょうから、そのときの対応の仕方を見極めるのが、判断ポイントのひとつになりそうです。
【関連サイト】
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