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中古マンション最新トレンド

予算が組みやすくなった「中古購入+リフォーム」

2012年7月 9日

「気に入った立地の中古マンションを買って思い通りのリフォームをしたい」――そんな希望がかなう環境が整ってきました。ローンやリフォームのパック商品など、最新動向を紹介します。

購入にリフォームをセットしたローンが登場

中古マンションを購入してからリフォームしたいという要望をいただくことがあります。水回りの設備を一部交換するとか、壁紙を張替える程度のリフォームであれば比較的簡単なので、実行される方も少なくありません。

しかし、それ以上の大掛かりなリフォームになると、ハードルが高くなります。住宅ローンとは別にリフォームローンを借りたり、多額の自己資金が必要になったりするなど、資金繰りが難しくなるケースが多かったからです。
特に、住戸内をスケルトン(骨組み=柱・梁・床などの構造躯体)状態にして、すべての設備や内装を取り替える「フルリフォーム」に関しては困難でした。

これに対して、最近は「中古購入+リフォーム」を行いやすい環境が急速に整ってきました。第一に、金融機関が購入代金にリフォーム代を含めた総額に対して融資する住宅ローンを商品化したことです。これは総額の100%融資も可能で、住宅ローンと同様の低金利が適用されます。また、フラット35にも「リフォームパック」が登場しました。住宅金融支援機構の住宅融資保険が付保された「フラット35パッケージ」という商品をリフォームに活用するものです。

金融機関によって融資実行(資金受け取り)のタイミングが異なるなど注意が必要な点もありますが、住宅ローンとリフォームローンが一本化したことによって、以前に比べて資金繰りがスムーズになったといえるでしょう。

費用がわかりやすいリフォームの定額制パックが充実

「中古購入+リフォーム」を実行しやすくなったもうひとつの理由は、リフォームの定額制パックが増えてきたことです。これまでは、リフォームの工事費用がわかりにくいため、事前に正確な予算を組むことが難しい面もありました。しかし最近では、大手の不動産会社やハウスメーカー系列のリフォーム会社が参入して、一定のリフォーム内容ごとにパッケージ化して費用を明示した商品を出しているのです。

キッチン・バス・トイレなどの水回りの設備交換、壁紙や床材の張替え、和室から洋室への改修など、さまざまなパッケージが用意されています。仕様・グレードも選択できますし、プランの内容も多彩なので、「どんな内容のリフォームをすればいくらぐらいかかるか」をイメージしやすくなっているのが特徴です。


野村不動産リフォームの定額リフォーム「PICCA」のメニュー。「定額フルリフォーム」も新登場

また、スケルトンに近い状態にして内装設備を丸ごと入れ替える「フルリフォーム」のパッケージも登場しています。各部屋の床・壁・天井の内装張替え、水回り設備交換、収納や建具、電気設備、給湯・給排水設備などがすべて含まれ、「床面積1m2当たり○万円~」と表示されているため、費用の把握が容易になっています。

編集協力:AllAbout

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