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快適に通勤できる沿線は狙い目エリア?

2012年12月26日

中古マンションを選ぶとき、通勤時間をチェックしない人はいないでしょう。ただ、毎日の通勤で心身の健康を考えるなら、混雑率や快適度の違いも重要です。意外な狙い目エリアがわかるポイントに迫ってみました。

都営浅草線は混雑率が低く、新線開発で発展の可能性も?

その他の沿線はどうでしょうか。図3は首都圏全体で、混雑率が150%を下回る沿線をピックアップしたものです。

全体的に言えることは、地下鉄の混雑率が低いこと。また、東急池上線や京王井の頭線のように、路線総延長が短く、都心に向かう地下鉄に乗り入れていない私鉄も、あまり混雑していません。

もっとも混雑率が低いのは都営浅草線113%。肩も触れ合わずに通勤できる定員乗車に近い状態です。路線総延長の長い京成線と乗り入れていますが、JR山手線の東京駅、新宿駅、渋谷駅といった主要ターミナルに直結しないことが、その要因かもしれません。

実は、都営浅草線の「宝町」駅と「日本橋」駅からJR東京駅への分岐線を作り、京成線の「成田空港」駅と京浜急行線の「羽田空港」駅と直接結ぶ計画もあります。そうなると、都営浅草線の注目度も俄然高まってくるかもしれません。こうした鉄道新線計画に注目するのも、エリア選びのポイントといえるでしょう。

携帯電話やWi-Fiが利用できるかも、今後のポイントの一つ

鉄道の快適性という点で、もう一つ考えておきたいのが「通信環境」です。携帯電話、スマートフォン、タブレット端末など、メールやデータ通信を行えるモバイル機器を仕事やプライベートの両方で使うことが当たり前になっているなかで、いつでも通信できるかどうかは重要なポイントの一つでしょう。

地上路線であれば、携帯電話のメールはほとんど問題ありません。一部のトンネル区間についても、京王線や東急田園都市線では既に利用可能になっています。それに対して、これまで対応が遅れていた地下鉄でも進化しています。東京メトロと都営地下鉄では、今年度内に携帯電話主要4事業者(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス)のトンネル内での通信ができるようになる予定です(一部を除く)。

スマートフォンやタブレット端末で活用する「Wi-Fi(公衆無線LANサービス)」も、地下鉄の駅構内ではほとんど利用可能になっています。都営地下鉄では、全路線のトンネル内でも「UQ WiMAX」が利用できるようになる予定です。

なお、Wi-Fiの利用にはサービス提供事業者との契約が必要で、有償・無償の違いがありますので、自分の持っている端末との関係に注意することが必要です。沿線選びの一つの参考として、検討してみてください。

編集協力:AllAbout

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