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中古マンションは「管理のココを見て買え」

2013年6月21日

中古マンションを選ぶとき、管理の重要性は以前から指摘されてきましたが、具体的にどんな点をチェックすればいいのでしょうか。昨今進んでいる新サービスを含めて、管理の質を左右する本当のポイントをご紹介致します。

共用部分にとどまらない、専有部を含めた新サービスが登場



――マンション管理では、共用部分のメンテナンスは基本ですが、居住者に対するサービスで差が出ることはあるのですか?

NPT:最近は専有部分、つまり住戸内にもサービスの範囲を広げています。
たとえば、水まわりやカギなどのトラブルが起きたときに駆けつけるサービスをはじめ、暮らしに関する各種の相談や業者紹介など住まいと暮らしに係わる様々なサービスを提供しています。これらは、24時間体制の緊急センターで受け付けています。

――大規模マンションではホテルライクのコンシェルジュ・サービスが充実しているケースが少なくありませんが、中小規模のマンションでも、同じようなサービスを受けられるようになっているのですね。管理会社によって細かいサービスの内容は異なるようですが、ずいぶん便利になりました。他には、どんなサービスがありますか?

NPT:居住者の『安心安全』志向が高まっていますから、地震などの自然災害から身を守り、"減災"に少しでも役立つように、"防災ガイドブック"を作成して全戸に配付しています。
もちろん、実際に災害が起きた場合には、マンション分譲事業主と連携して、ライフラインが復旧するまでの間に水や物資を支援したり、仮設トイレを手配したりしています。

――いざという時に行政の手が回らないところをカヴァーしてくれる管理会社がいると頼もしいですね。

管理会社の提案力が、マンションの資産価値と快適性を高める

――災害時には、居住者同士が協力して助け合えるように「コミュニティ(共同体意識)」が形成されていることが大切だと言われます。こうした面で管理会社の役割はあるのでしょうか?

NPT:私たちも、コミュニティ形成の促進には力を入れています。2012年1月より「マンション・コミュニティガイド」を作成し、全ての管理組合へ提案しました。消防署と連携した防災訓練や、夏休み・クリスマスのイベントなど、さまざまな活動の企画立ち上げから準備・開催までの実践的な事例をまとめました。
こうしたコミュニティ活動が盛んなマンションほど、管理に対する意識も高く、大規模修繕や付加価値アップのリフォームにも積極的ですから、資産価値の向上につながっていると思います。

――前出の評価ランキングに「提案力」という項目もありました。どのような提案をしているのでしょうか?

NPT:最近多いのは「節電」につながるアイデアですね。共用部照明のLED化、基本料金を大幅に削減できる電子ブレーカーの導入による節電などは、多くのマンションで実践済みです。
また、屋上での花火大会や集会室で子ども勉強会を開催して、居住者が集まることで専有部のエアコンや照明の消費電力を抑制し、節電と併せてコミュニティの醸成につながるようなイベントも提案しています。

――いろいろな改善提案をして実践することで、よりマンションライフが快適になるのですね。管理会社のやる気や提案力が、管理組合の活動やマンションの資産価値にも大きく影響してくることがよくわかりました。

中古マンションを選ぶときには、こうした管理組合や管理会社の活動を踏まえて、日頃からどんな取り組みをしているかをチェックするといいでしょう。

【関連サイト】
野村不動産パートナーズ

編集協力:AllAbout

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