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超低金利が継続中、特色ある住宅ローンが続々登場

2015年12月 4日

住宅ローンの金利引き下げ競争が続いています。金利以外にも、税制特例を活用するものや共働き夫婦にうれしいものなど、新サービスも出てきています。金融機関選びのヒントになる住宅ローンの最新事情を紹介します。

団体信用生命保険の新潮流

最近の住宅ローンは、金利以外にもいろいろな特徴をもつものが出てきました。たとえば、団体信用生命保険(団信)の保障内容の充実です。

もともとの団信は、死亡または高度障害になった場合しか保険がおりませんでした。これに対して「がん・急性心筋梗塞・脳卒中」の3大疾病も対象になる団信が普及しています。最近では3大疾病に加えて5つの重度慢性疾患(高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎)までカバーする「8大疾病型」を扱う金融機関も出てきました。

ある都市銀行では、夫婦共働き向けの「連生団信」という新サービスを始めました。通常の団信では、住宅ローンの申し込みをした主契約者(主債務者)に万一のことがあった場合に保障されます。共働きの夫婦収入合算をしてローンを借りる場合などは、主債務者の配偶者が連帯債務者となりますが、その配偶者が亡くなっても保険はおりません。これに対して「連生団信」は、連帯債務者の配偶者も保障するというものです。共働き世帯が増加している現代の世相にあったサービスといえるでしょう。

また、別の都市銀行では、病気以外のケガや要介護状態になった場合も保険がおりる「特定状態保障特約付き団信」を扱っています。

住宅ローンの手続き面にも目を向けよう

住宅ローンを選ぶ際には、手続きやスケジュールの面も考慮することが大切です。たとえばネットバンクは、変動型金利が0.5%台と通常の銀行よりも低い点が特徴ですが、基本的に事前審査という制度がなく、本審査に時間がかかります。そのため、個人売主が一般的な中古マンションの売買に当たっては手続きがスムーズに進みにくく、売主から避けられる傾向があります。

ネットバンクは、売主が融資承認までの期間を取ってくれる新築住宅や、売主との関係がない借り換えなどの場合に向いているといえるかもしれません。実際、あるネット銀行では、契約件数の8割以上が借り換えです。

中古マンションの購入にあたっては、事前審査にもスピーディーに対応してくれる銀行系のローンがおすすめです。以前は、平日の9時から3時までしか窓口対応していなかった銀行も、最近では、住宅ローンの相談については平日3時以降や土日でも対応するところが増えています。住宅ローンセンターなどの専門窓口では融資申し込みも可能です。

融資実行を土日にできるようにすると表明している都市銀行もあります。そうなれば、残金決済・引き渡しの手続きを週末に実施することができ、平日に会社を休まなくても済むようになるでしょう。

また、金利の低さが特徴と紹介した信託銀行は、実は融資手続きの面でもメリットがあります。融資実行のスピードが速いケースが多いのです。月末や住みかえシーズンなど、ローン手続きが混み合う時期には非常に重宝します。スケジュールの調整が難しい場合、日程がタイトな場合などは、こうした点についても考慮しておくといいでしょう。

【関連サイト】
ノムコムの「住宅ローン」

編集協力:AllAbout

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