不動産サイト nomu.com > 中古マンション > 中古マンション最新トレンド > 中古マンションの選び方・探し方 > マンション購入後にわかった満足&がっかりポイント(2ページ目)
中古マンション最新トレンド
マンション購入後にわかった満足&がっかりポイント
2017年2月 9日
【間取り】 家具や家電のサイズ・暮らし方をイメージする
×〔がっかり〕部屋の広さ
「子供部屋の取り合いっこで揉めています。買った時は上が中学1年のお姉ちゃん、下が小学4年の弟。それで6畳の部屋をお姉ちゃん、4.5畳を弟の部屋にしたんです。それが3~4年たって、あっという間に身長が逆転。弟のほうが『なんで僕の部屋が狭いの?』と文句を言うので困っています」
○〔満足〕洗面所
「うちは共働きの夫婦2人住まい。この2LDKのマンションを選ぶ時、洗面化粧台が2ボウル・タイプだったので、ぜいたくかなと思っていました。ところが、出勤前の身支度の時間が重なっても、2ボウルなら快適で大正解でした!」
×〔がっかり〕部屋のカタチ
「台形のリビングルームで、正面の広いガラス窓が斜めになっているんです。内覧の時には、明るいし奥行があって面白いと思ったんですね。いざ、引っ越して家具を置こうと思ったらうまく収まらなくて、無駄なスペースができる。広すぎる窓も、夏は暑いし、カーテンは特注で高くつきました」
○〔満足〕アンテナ端子
「賃貸時代は、テレビの置き場所とアンテナ端子が離れていて、3m以上の延長コードが必要でした。今のマンションは、アンテナ端子がリビングとキッチン、主寝室にも1ヶ所ずつ適度な場所についているので、使い勝手がいいですね」
×〔がっかり〕リフォーム
「中古マンションを買ったら、ひと部屋はリビングとつなげて広くして、キッチンもアイランド型にしようと、リノベーションのプランを練っていたんです。そしたら、間の壁がコンクリートで取り外せないと知って愕然。キッチンの配管の場所にも制限があるらしくて......」
→アドバイス
間取りを選ぶ時には、手持ちの家具や家電のサイズを踏まえ、実際の生活をイメージしながらチェックしましょう。
また、建物の構造によってはリフォームの内容に制限があります。間取り変更など大がかりなリノベーションができるかどうかは、管理室などにある青図(あおず。建築時の設計図面のことで、青図面ともいいます)を確認すればわかります。営業担当者に頼んで確認するといいでしょう。
【設備・仕様】 故障がないか、修理の負担はどうなるかも要チェック
×〔がっかり〕電気容量
「3LDKの全室にエアコンを設置したら、ブレーカーが落ちちゃうんですよ。けっこう古いマンションで、電気容量をよく調べたら30A(アンペア)でした。いずれIHクッキングヒーターに変えようと計画していたんですけど、200Vに対応してないから無理だと言われてしまってがっかりです」
○×〔満足〕〔がっかり〕(賛否が分かれる)床暖房
〔満足派〕「床暖房は欠かせないですね。冬でもエアコンをつけないで済みますから。ガス式で、床暖房と高効率給湯器の契約で料金が割引になるので、光熱費の負担もそれほど気になりません」
〔がっかり派〕「うちはオール電化なんですけど、古いタイプなのか、けっこう電気代がかかるので、妻から"床暖房は、もったいないから使わないで"と言われています......。温水ヒートポンプ式なら電気代も安いって聞きますけど、どうなんでしょうね」
×〔がっかり〕設備故障
「マンションを買って半年で給湯器が壊れて交換しました。換気扇の調子もおかしいし、すぐに取り替えないといけないかも......。けっこうお金がかかります。もっと、ちゃんと設備の状態をチェックしておけば良かったですね」
→アドバイス
最近の新しいマンションの電気容量は40Aくらいが一般的で、60 Aに増設できるケースも多いようです。全室にエアコン、IHクッキングヒーター、食器洗浄機などを付けても対応できるようになっています。築年数の古いマンションでは容量が少ないケースもあるので注意してください。
マンションは、全体で電気容量の上限が決まっているので、各住戸での容量アップは難しいケースが多いでしょう。電気代を節約するために容量を落として基本料金を下げる人もいますが、一度落とすと再度上げることはできないことがほとんどです。
また、中古マンションの設備の故障については、個人が売主の場合、引き渡し後7日以内に発見したときは売主に補修を請求できますが、それを過ぎると購入者の負担となるのが一般的です。
大手不動産仲介会社が実施している「検査保証サービス」を利用すれば、設備が故障しても、引き渡し後1年から5年程度は保険を活用して無料補修してくれます(保証の範囲、金額の制限はあり)。仲介を依頼する会社に、どのようなサービスがあるかもチェックしておきましょう。
- 2018年4月時点の不動産価格動向を解説 (2018年5月27日)
- 中古マンションの現地見学の流れをレポート (2018年4月27日)
- 住みたい街、恵比寿・代官山・中目黒の中古マンション事情 (2018年3月28日)
- 30年後も「マンション価格が下がりにくい街」とは? (2018年2月27日)
- 「社長が住む街」が都心になった理由 (2018年1月26日)
カテゴリーから探す
- 不動産セミナーのお知らせ
- これから開催するセミナーのご案内《参加費無料》
- 不動産コラム
- 地価・税制・法律などについて様々な視点から解説・紹介をしています。
- 地価・マンション価格動向
- 当社の独自調査。
メディアにも多数取り上げられています。 - 不動産購入ガイド
- 物件購入に関するお役立ち情報をご紹介します。
- 不動産売却ガイド
- 物件売却に関するお役立ち情報をご紹介します。
- 不動産用語集
- 不動産にまつわる用語を幅広く集めました。
- 不動産ニュース
- 業界動向やトピックスなど、不動産のニュースをお届けします。