市況・レポート
#70m2換算価格推移#不動産市況#東京カンテイ#社会動向・調査
2018.04.19
近畿圏では引き続きのプラスで上値を更新 愛知県内の行政区では上昇鈍化の動き
2018年3月の首都圏中古マンション価格は、全域で築浅物件からの事例が増えたことから、前月比+0.6%の3,619万円と4ヵ月ぶりに上昇した。都県別で見ると、東京都では+1.0%の4,874万円とプラスに転じ、神奈川県では+0.7%の2,897万円と上昇傾向を維持している。また、埼玉県(+2.1%、2,257万円)や千葉県(+2.1%、2,010万円)では、それぞれ都心寄りの行政区から事例が増えたことも影響し、2%以上のプラスとなった。
近畿圏平均は主要エリアが揃って強含み、前月比+1.0%の2,153万円と引き続き上昇したことで、2017年12月に記録していた直近での最高値(2,143万円)を上回った。大阪府では+1.1%の2,357万円、兵庫県では+0.8%の1,849万円と、それぞれ中心都市での価格上昇がエリア平均を押し上げる形となっている。
中部圏平均は前月比+1.1%の1,794万円と上昇したが、愛知県では横ばいの1,931万円となって上昇傾向は一服した。愛知県内の行政区では上昇鈍化や弱含みの動きが見られる。
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