特別区&政令市マンション化率ランキング東京23区が32.40%で11年連続トップ
東京カンテイ調査7都市でマンション化率が縮小、札幌市では3年連続マイナス
最も拡大したのは名古屋市の0.41ポイント、拡大続く神戸市は初めて30%の大台に
全国における特別区・政令指定都市の「マンション化率」ランキングを見ると、東京23区が2021年から0.30ポイント拡大の32.40%で、11年連続のトップとなった。
第2位の福岡市では昨年30%を割り込んでいたが、再び拡大したことで2年ぶりに大台を回復している。
また、第3位の神戸市ではコンスタントなマンション開発によって普及度合いも順調に高まっおり、今回マンション化率が初めて30%の大台に達した。
掲出した21都市のうち7都市でマンション化率が縮小しており、札幌市に至っては3年連続のマイナスとなった。
マンション化率が最も拡大したのは名古屋市の0.41ポイントで、4年続けて伸びが加速している。ストック戸数の増加分は6,730戸→6,428戸とやや下振れたが、例年に比べれば依然として高い水準で推移している。
また、中区の伸びは全国の行政区の中で2年連続のトップとなっている。総戸数が100戸以上の物件が6棟もストックとして加わっており、中には30階建て・360戸のタワー物件も含まれている。
この他にもワンルーム・コンパクトタイプのマンションが数多く竣工したことで、マンションの普及度合いが急激に進む結果となった。
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