不動産投資を始めるにあたって
Q5.物件選びのポイントは何ですか?
A5.立地や間取りなどに加え、「将来的な見通し」も大切になります。
わかりやすい基準は「駅からの距離」や「間取り」
不動産のプロや不動産投資経験者しか、投資用物件の善し悪しを判断できないということは全くありません。一般の方でも、賃貸住宅の善し悪しを判断することはできます。
基本的には、ご自身が賃貸住宅に住む場合に「選ぶ基準」で考えれば問題ありません。「駅から近いか」「面積がどのくらいか」「どんな設備が入っているか」「日当たりはよいか」「眺望はよいか」「周辺環境はどうか」といったことは、ご自身が住む家を選ぶ際にも当然考慮するでしょう。
ご自身から見て魅力ある物件であれば、他のお客様からも借りていただける可能性は高いのです。
「安定した家賃収入」を「長期的に得られるか」
ただし投資に際しては、「自分が住む場合」とは別の視点も必要になります。
借り入れの返済期間は20~30年が一般的です。逆に言えば、それだけの期間、「返済を続けられるだけの収入」が得られなければなりません。自己資金を多く投入した場合でも、投入金額を回収するのには15年程度はかかります。
いずれにしても、「長期に渡って収入が得られる」物件が投資対象として望ましいということです。したがって、「将来的に発展性のある地域か」「今は好条件でも、将来的に状況が変わってしまう可能性はないか」といったことも考えなければなりません。
「自分が住む」のであれば、「状況が変われば住みかえる」ことも可能ですが、投資の場合は、物件と「長い付き合い」になります。長期的な視点と築年数や環境の変化に応じた投資戦略の柔軟な変化も欠かせません。
柴田 敏雄(しばた としお)宅地建物取引士、管理業務主任者
宅地建物取引士、管理業務主任者
司法書士事務所に2年、大手不動産管理会社に5年、個人顧客を中心に不動産賃貸・売買の仲介営業会社に7年間従事。
司法書士事務所に2年、大手不動産管理会社に5年、個人顧客を中心に不動産賃貸・売買の仲介営業会社に7年間従事。
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「用意するお金」「投資対象を選ぶポイント」など、物件購入時のポイントをつかんでおきましょう。
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