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子育て環境

あの街この街
「子育て環境」レポート!

ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。

【川越市の子育て支援】便利さも情緒もあわせもつ街では、ユニークな"子ども大学" も開講中!

川越は、歴史を感じさせる蔵造りの街並みが残り「小江戸」と呼ばれていますね。一方、川越駅周辺には「ルミネ川越」「アトレ川越」、駅の東側には全長1200メートルもある「クレアモール」があるなど、便利さと歴史ある街並みの両方を備える魅力的な街です。
そんな川越市は、実は子育てや子どもの教育に対しても意識の高さを感じる取り組みをしています。

総合コミュニティ施設内にある支援センターで、育児の悩みを解決

2015年の春、川越西口徒歩数分の場所に「ウェスタ川越」が完成しました。行政施設に加え、スーパーや薬局、飲食店などの商業施設、演劇や音楽ホールなどもある総合コミュニティ施設です。その2階に、川越市子育て支援センターがあります。

子育て支援センターは、子育て中の親子が気軽に集って、子育ての不安や悩みを相談できる場所です。おはなし会や運動会など、楽しいイベントも多く開催されています。買い物ついでに子どもと一緒に遊べる場所があるのは嬉しいですね。

▶子育て支援センターについての詳細はこちらから

パパ・ママ応援ショップ事業でお得にお買い物ができる!

埼玉県に住む人で、妊娠中から満18歳までの子どもを持つ家庭には「パパ・ママ応援ショップ優待カード」が配布されます。「協賛ステッカー」や「協賛ポスター」があるお店でこのカードを見せると、商品購入代金の割引などのサービスが受けられます。協賛店数が22,030店もあるのも嬉しいところです。

チェーン店での飲食が割引になったり、家事代行サービスの割引チケットがもらえたりと、日常生活で活用できそうなお得な特典がたくさんあります。

しかも「パパ・ママ応援ショップ優待カード」で受けられるサービスは、加盟店の好意だそうです。子育て世代を支えようという地域の人たちの心意気を感じますね。

▶パパ・ママ応援ショップ(子育て家庭への優待制度)についての詳細はこちらから

地元の大学が子どもの学びをサポートする、ユニークな事業の発祥地

「子ども大学かわごえ」は、地元川越の3つの大学(東京国際大学、尚美学園大学、東洋大学)が連携し、大学教授が子どもたちに授業を提供するプログラムです。
小学校4年生から6年生を対象としていて、1年間のプログラムを受講できます。知的好奇心旺盛で学びの深まる小学校高学年の時期に、アカデミックな知識に触れる機会を得ることができます。

授業内容は国際関係や芸術、英会話などがありますが、授業料は1年間で6,000円とお手頃(2017年度実績)です。

この取り組みは2002年にドイツのチュービンゲン大学で始まった「子ども大学(Kinder-Uni)」を参考にして、2008年に川越市が日本で最初に行ったそうです。
川越市の取り組みが評価されて、今では全国にも多くの子ども大学が誕生していますが、先進的な取り組みをいち早く取り入れたところに、川越市の教育意識の高さが見て取れます。

▶NPO法人「子ども大学かわごえ」についての詳細はこちらから

多彩なチャネルで子育て世代に向けて情報発信

川越市は、子育て支援の情報を多彩なチャネルで発信しています。
ウェブサイトの「ママフレ」には子育てに関する行政サービスや各種相談窓口の情報がわかりやすくまとまっています

年度版の冊子「こえどちゃん」は、子育て現役ママ・パパの意見を多く取り入れて作成しているそうで、保健・医療・福祉・教育などの各施策の紹介や、各種相談窓口など出産や子育てに関する情報を幅広く掲載しています。

さらに、毎月発行される子育て情報紙「子育てわくわく」では、その月に親子で参加できる地域のお楽しみ情報をチェックできます。

ウェブサイトはピンポイントで情報を検索するときは便利ですが、見落としてしまう情報が多い、前に見たページを探すのが大変・・・といったデメリットもあります。

大事な情報を冊子で手に取れたり、ちょっとした情報が目に留まるチラシがあったりと、自治体から多彩なチャネルで情報発信をしてくれるのはありがたいですね。

駅近の子育て施設や、情報発信の多さなど、川越市は子育て世代に積極的に働きかけ、サポートしている印象がありました。川越は江戸時代に物流の拠点として栄えた商人の街です。小江戸と呼ばれる街並みだけでなく、その人情の厚さも歴史に培われたものかもしれませんね。

ライター:荻野 智子
夫と3歳の娘との暮らしを満喫中のフリーライター・編集者。忙しくなると、休日でも子どもとゆっくり過ごす時間が取れないのが悩みです。忙し過ぎて遠出が難しいときは、近所の子育て施設や公園で遊ばせています。夫婦ふたりの時代とは違って、母になってからは住んでいる地域で過ごす時間が長くなりました。家族で住むなら環境のよい街を選ぶことが重要だと実感しています。

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