キャップレートの動向 ~最新の不動産投資家調査(2023年10月)より~ 米欧の長期金利が高い水準を維持する中、国内では慎重な金融政策を背景にキャップレート(期待利回り)は横ばいもしくは低下傾向を維持した。 11月27日、日本不動産研究所が「第49回 不動産投資家調査」(2023年10月現在)の結果を発表した。キャップレートは、ファミリータイプの住宅、都心型高級専門店、物流施設の多くの地区で前回比低下したほか、ホテルにおいてはすべての地区でキャップレートが低下した。