#北浦 洋二/不動産投資のマーケット
不動産投資ニュース
業界の動向やトピックスなど、不動産業界の最新ニュースをお届けします。
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2025年5月7日フラット35、24年度の申請は約4万戸
住宅金融支援機構は、フラット35の24年度の申請戸数が前年度比△0.8%の4万442戸となったと発表した。 実績戸数は2万7918戸(△15.7%)、実績金額は8828億円(△17.1%)だった。借換えを除くと、申請戸数3万9952戸(△0.5%)、実績戸数2万7507戸(△15.5%)、実績金額8746億円(△17%)。 内訳は、フラット35買取型が申請戸数3万5857戸(△1.4%)、実績戸数2万4975戸(△14.6%)、実績金額7863億円。借換えを除くと、申請戸数3万5425戸(△1.2%)、実績戸数2万4608戸(△14.4%)、実績金額7792億円(△16.3%)。 フラット35保証型は申請戸数4585戸(+4.2%)、実績戸数2943戸(△23.8%)、実績金額966億円(△22.6%)。借換えを除くと、申請戸数4527戸(+4.5%)、実績戸数2899戸(△23.8%)、実績金額954億円(△22.6%)。
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2025年5月2日フラット35金利、8カ月ぶり下降
住宅金融支援機構は、5月のフラット35の借入金利を発表した。 融資金利幅(買取型、融資率9割以下、借入期間21年以上)は、1.82%(前月比△0.12%)~3.86%(△0.07%)とした。 取扱金融機関が提供する金利で最も多い最頻金利は1.82%(△0.12%)で8カ月ぶりに下降した。融資率9割超の場合の金利幅は、1.93%(△0.12%)~3.97%(△0.07%)で、最頻金利は1.93%(0.12%)で8カ月ぶりに下降した。
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2025年5月1日23区3月マンション、5カ月ぶり戸数増
不動産経済研究所は東京23区における3月の新築分譲マンションの需給動向をまとめた。 供給戸数は1072戸と前年3月よりも385戸増えた。前年同月の戸数を上回るのは5カ月ぶりだ。湾岸の豊海や品川、池袋などで複数の大規模なタワーが売られ、戸数増加の要因になった。 期中に計上された1072戸のうち約半数が引き合いを集めやすい大規模な売り出し物件で、初月契約率も前年同月比7.0ポイント増の85.2%と高まった。 戸当たりの平均価格は1億4939万円と前年3月よりも2463万円上昇し、11カ月続けて1億円台に乗った。 1期販売が始まった件数は9件で、それらの合計戸数は511戸。 3月の総戸数1072戸の内訳を価格帯別にみると、1億円台が610戸と前年同月の157戸に対し4倍に増えた。2億円台も148戸(前年同月60戸)と2倍以上になった。3億円台は34戸(52戸)。1億円を超える物件の供給割合は前年3月の39.2%に対し73.9と大幅に上昇した。 一方、1億円未満の価格分布は、9千万円台は85戸から42戸、8千万円台は72戸から41戸、7千万円台は70戸から61戸などとそれぞれ減っている。 販売在庫は前年同月の2185戸に対し2028戸と減少。前月の2200戸に比べても減っており、在庫が消化される傾向が続いている。 販売された面積帯をみると、最も多いのは70~74m2で208戸(前年同月140戸)。次点が60~64m2で155戸(67戸)だった。区ごとの供給戸数は港区が最多の362戸で、次点以下は中央区(204戸)、豊島区(125戸)、板橋区(75戸)などと続く。