不動産投資の基本
Q1.不動産投資は、どんな投資ですか?
A1.「大家さん」となって「賃料を得る投資」が主流です。
不動産を買って「インカムゲイン」を狙う
投資から得られる利益には、「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」があります。「買ったときより高く売れたときに」得られる利益を「キャピタルゲイン」、取得したものが定期的に生み出す賃料などの利益を「インカムゲイン」と言います。
不動産投資の場合、バブル期までは物件を転売して売却益を得る「キャピタルゲイン狙い」が主流でした。土地の値段は必ず上がり続けるという「土地神話」があり、当然のように値上がり益が期待できたからです。
しかし、1991年のバブル崩壊 により土地神話が崩れてからの約30年間は、不動産投資の目的は「インカムゲイン」に移ってきました。つまり、不動産の値上がりによる売却益を期待するのではなく、毎月得られる賃料収入を元に投資事業を設計するよう変化してきたのです。
建物を「買って貸す」のが一般的
不動産投資の狙いは「インカムゲイン」と申し上げましたが、「インカム」には地代(土地を貸すことで得る収益)と家賃(建物を貸して得る収益)があります。
一般に、収益性は「家賃」のほうが高くなりますので、「建物を買って貸す」形になることが多いです。不動産投資をするということは、建物の貸主、すなわち「大家さん」になって家賃を得ることになりますが、安定した利益を上げるためには、賃貸需要が高く安定した地域で人気の物件を購入し、高い客付け力と良好な管理体制を提供してくれる管理会社をパートナーにすることが大切です。
柴田 敏雄(しばた としお)宅地建物取引士、管理業務主任者
宅地建物取引士、管理業務主任者
司法書士事務所に2年、大手不動産管理会社に5年、個人顧客を中心に不動産賃貸・売買の仲介営業会社に7年間従事。
司法書士事務所に2年、大手不動産管理会社に5年、個人顧客を中心に不動産賃貸・売買の仲介営業会社に7年間従事。
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